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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーはファンと写真撮影をしたくない理由について、その出会いが意味あるものというより「取引」のように感じられてしまうと述べている。

現地時間8月5日、ルーク・ヴェズリーという人物はライヴの前にアンソニー・キーディスに会った時の映像をツイートして、次のように述べている。「フリーとアンソニー、私たちと会っている時、誠実にやさしくしてくれて、ありがとう。2人とも太陽の光のようだった。立ち止まって話してくれる必要はなかったのにそうしてくれた。私たちの人生にどれだけ影響を与えてくれたか、分かってもらえたらと思う」

別のファンがメンバーがファンとやりとりするのは珍しいとコメントすると、ルーク・ヴェズリーは次のように説明している。「多分、あの時はいい感じに思ってもらえたんじゃないかな。僕らの友人も誰も写真やサインとかをお願いせずに話しただけだったから。そういうやりとりじゃないといけないのかもしれない」

フリーはそのツイートを引用しながら、その推測を認めている。「君たちはやさしくあたたかな雰囲気があって、写真を頼まなかったからだよ。話をしによく行くんだけど、写真を頼まれるとすぐに台無しになるんだ」

別のファンが「写真をお願いするのは何が悪いの?」と訊くと、フリーは次のように答えている。「悪くはないけど、ちゃんとした会話ができなくなってしまうんだ。取引になるんだよ」

フリーは次のように続けている。「僕は人生において一度も自分と写真を撮ってほしいと頼んだことはないよ」

先日、レッド・ホット・チリ・ペッパーズはニュー・アルバム『リターン・オブ・ザ・ドリーム・カンティーン』を10月14日にワーナー・レコーズよりリリースすることを発表している。

新作についてバンドは次のように述べている。「常にそうであったように、バンドとしての自分たちを探求することにしました。ただ楽しむためにジャム・セッションをして、昔の曲を覚えたのです。まもなくして新しい曲を形作っていく不思議なプロセスが始まりました。おせっかいによる美しい化学反応がその中で何度となく私たちを友人にしてくれました」

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