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カニエ・ウェストはイージーのスニーカーを発売した毎年恒例の8月2日のイージー・デイについて自分の許可なくアディダスによって行われたものだと述べている。

カニエ・ウェストはインスタグラムで『コンプレックス』にメッセージを送り、アディダスとイージーのコラボレーションについて自分の許可なく2019年にイージー・デイを立ち上げられたと主張している。

他にもカニエ・ウェストはアディダスが昔のスタイルを復活させたこと、色や名前を勝手に選んだこと、イージーの従業員を雇ったこと、カニエ・ウェストのスタイルや素材へのアプローチを盗んだことなどを挙げている。

カニエ・ウェストは「偽物のイージー」と評したアディダスによるサンダル「アディレッタ22」についても触れている。「アディダスにイージーのサンダルを作る指示を出したら、俺の顔を見て、その余裕はないと嘘をつかれたんだ」

「一方でアディダスは俺のサンダルを模倣して、自分たちのイージーのサンダルを作ったんだ。イージーはアディダスのオンライン・セールスの68%を占めている。神様にでも介入してほしいね」

今年6月、カニエ・ウェストは「アディレッタ22」の写真を投稿して、アディダスのCEOであるカスパー・ローステッドに宛てたメッセージを寄せている。

「もうこのあからさまな模倣には我慢できないね」とカニエ・ウェストは述べている。「自分自身を表現したいけれど、契約を失ったりクレイジーと言われたりするからできないすべての人のために言うよ」

カニエ・ウェストはこのサンダルが「権力にある人間が才能のある人間に持っている失礼さを体現している」と続けている。

カニエ・ウェストは「アディレッタ22」を2019年に立ち上げた自身の「イージー・スライド」のラインと比較している。双方とも軽量さ、スリッポンのデザイン、アーシーなベージュのトーンが共通しており、「アディレッタ22」はわずかに安い55ドルとなっている。

アディダスとカニエ・ウェストは2013年に初めて契約を結んでおり、2015年に最初の「イージー」のコレクションを発表している。カニエ・ウェストはイージーについてすべての製品に対するクリエイティヴ・コントロールを有し、100%のオーナー権を所有している。

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