サミー・ヘイガー&ザ・サークルは2作目のスタジオ・アルバム『クレイジー・タイムズ』を9月30日にデジタルとCDでリリースすることが決定している。アナログ盤は10月28日にリリースされる。
アルバムのリリース発表に合わせてアルバムからはトラヴィス・デトワイラーが監督した“Crazy Times”のミュージック・ビデオが公開されている。
新作はグラミー賞を8度受賞したプロデューサーのデイヴ・コブとナッシュヴィルの歴史あるRCAスタジオAでレコーディングされたとのことで、ベーシストのマイケル・アンソニー、ドラマーのジェイソン・ボーナム、ギタリストのヴィック・ジョンソンが参加している。
アルバムについてサミー・ヘイガーは次のように語っている。「デイヴ・コブと初めて仕事をした時は、とても勉強になったよ。2021年の秋にレコーディングのためにスタジオに入ったんだけど、その頃は世界がそれまでのパンデミック・バブルから抜け出し始めていた。“Crazy Times”の歌詞は、自分たちが感じていた新しい自由から生まれたもので、その自由は信じられないような感覚だったけど、少し不確かでもあった。自分たちはここで何をしているのか、何を望んでいるのかと自問自答しなければならなかったんだ」
彼は次のように続けている。「スタジオに戻り、創作し、音楽と一緒にいることは、まさに自然なことだと感じたよ。そしてそれは、今まで作ったどのレコードとも全く違っていた。ハードワークの中に喜びがあり、カタルシスと、私たちが切望していた仲間意識があった。 2年間あまりできなかったことが解消され、みんながひとつになって、音楽と歌詞の中にそれを吐き出すことができた。みんなが感じていることを表現することができたんだ」
「デイヴとスタジオに入る前に、彼はこのレコードに僕のキャリアで最高のものが欲しいと言っていて、それを渡すまで僕をスタジオから出さないつもりだった。だから、『この歳になって、これだけレコードを作ってきて、それを期待するなら、僕を追い込まないといけないよ』と言ったら、彼は『問題ない』と言ったんだ。もちろん、僕はただひたすら強い曲、素晴らしい歌詞、素晴らしいメロディーを書こうとしたし、アレンジのことはあまり気にしなかった。そして、彼は私たち一人一人の背中を押して、押してくれたんだ。7曲でスタジオ入りして、10曲できた。新曲の“Crazy Times”を含め、最終的に3曲をデイヴ・コブとバンドで共同作曲したんだ」
新作のトラックリストは以下の通り。
01. イントロ:ザ・ビギニング・オブ・ジ・エンド / Intro: The Beginning of the End
02. スロウ・ドレイン / Slow Drain
03. フィード・ユア・ヘッド / Feed Your Head
04. ポンプ・イット・アップ / Pump It Up
05. ビィ・スティル / Be Still
06. ユー・ゲット・ホワット・ユー・ペイ・フォー / You Get What You Pay For
07. クレイジー・タイムズ / Crazy Times
08. ファンキー・ファング・シュウェイ / Funky Feng Shui
09. ファーザー・タイム / Father Time
10. チャイルドフッズ・エンド / Childhood’s End
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