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テイラー・スウィフトは今年170回プライベート・ジェットを使用しており、プライベート・ジェットによる汚染のランキングで1位だと発表されている。

このランキングはイギリスを拠点とする持続可能性に関するマーケティング企業の「ヤード」がまとめたもので、プライベート・ジェットの使用による二酸化炭素換算の排出量における有名人のトップ10を発表している。

世界の飛行データをまとめているADS-Bエクスチェンジのデータを使ったツイッター・アカウント「@CelebJets」の情報を元に「ヤード」はテイラー・スウィフトが1月から170回フライトを行っており、15.9日相当を機上で過ごしていると報告している。

これは二酸化炭素換算の排出量で8293.54トンに相当しており、「人が1年で飛行機のフライトで排出する量の1184.8倍」になるという。テイラー・スウィフトのフライトの平均時間は80分で、一番短いフライトはミズーリ州からナッシュヴィルまでの36分となっている。

テイラー・スウィフトのチームは彼女を擁護する声明を米『ローリング・ストーン』誌に発表している。「テイラー・スウィフトのジェット機は定期的に他の人に貸し出されています。なので、こうしたフライトのほとんど、ないしはすべてを彼女によるものだとするのは明らかに間違っています」

このランキングではボクサーのフロイド・メイウェザーが2位に入っていて、177回のフライトで7076.8トンの二酸化炭素換算の排出量を記録している。3位はジェイ・Zで、136回のフライトで、6981.3トンの二酸化炭素換算の排出量を記録している。

ランキングは元野球選手のアレックス・ロドリゲス(5342.7トン)、ブレイク・シェルトン(4495トン)、スティーヴン・スピルバーグ(4465トン)、キム・カーダシアン(4268.5トン)、マーク・ウォールバーグ(3772.85トン)、オプラ・ウィンフリー(3493.17トン)と続いており、10位のトラヴィス・スコットは3033.3トンの排出量を記録している。

プライベート・ジェットの使用で批判を受けているのはテイラー・スウィフトだけでなく、ドレイクは14分のフライトのためにプライベート・ジェットを使ったことが批判を受けている。現地時間7月23日、「@CelebJets」はドレイクが同じオンタリオ州にあるトロントからハミルトンへの移動で飛行機を使ったことを指摘している。38マイルの移動で1,522リットルの燃料を使用しており、4トンの二酸化炭素の排出量に相当する。

ドレイクはこの指摘を受けて次のように述べている。「詳細に興味がある人のために言うと、格納されている空港に飛行機を動かしただけのことなんだ。このフライトには誰も乗ってないよ」

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