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ボブ・ディランはデビュー60周年を記念して著名人による「私の1曲とコメント」の第1弾が公開されている。

1962年3月にアメリカで発売されたデビュー・アルバム『ボブ・ディラン』は2022年で60周年を迎えており、それを記念して今回コメントが公開されている。

第1弾でコメントを提供しているのは井上陽水、小倉エージ、菅野ヘッケル、曽我部恵一、高橋“Tack”辰雄、東京ボブ、奈良美智、ピーター・バラカン、六角精児となっている。

コメントはこちらから。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/page/60th_anniversary

特設サイトではコメントと共に佐藤良明の翻訳による日本語字幕付リリック・ビデオを視聴することができる。

ボブ・ディランは18年振りの新刊『モダン・ソングの哲学』が岩波書店より発売されることが決定している。

プレス・リリースによれば、ボブ・ディランは本書に2010年から取り組み始めたとのことで、スティーヴン・フォスター、エルヴィス・コステロ、ハンク・ウィリアムス、ニーナ・シモンらの楽曲について書いた60編以上のエッセイが収録される。

紹介文には次のように書かれている。「ボブ・ディランは安易な韻の罠と呼ぶものを分析し、一音節の追加が曲を弱めることを検証し、ブルーグラスとヘヴィ・メタルの関係についても説明しています」

2004年刊行の『ボブ・ディラン自伝』以来となる本書はサイモン&シュスターから11月8日に刊行されるが、邦訳版の発売日は決定していない。

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