レッド・ホット・チリ・ペッパーズはニュー・アルバムの詳細を発表している。
今回もリック・ルービンがプロデュースを手掛けたアルバム『リターン・オブ・ザ・ドリーム・カンティーン』は10月14日にワーナー・レコーズよりリリースされる。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは『NME』に『アンリミテッド・ラヴ』の後も次なるアルバムをリリースする「大まかな計画」があると語っていた。「文字通り、いくつかの曲をリリースしていくことになるんだけど、近い将来、さらに荷台に乗せた分の曲が出ることになっても驚かないでほしいね。みんなに聴いてもらいたい曲がたくさんあるんだ」
新作についてレッド・ホット・チリ・ペッパーズは声明で次のように述べている。「常にそうであったように、バンドとしての自分たちを探求することにしました。ただ楽しむためにジャム・セッションをして、昔の曲を覚えたのです。まもなくして新しい曲を形作っていく不思議なプロセスが始まりました。おせっかいによる美しい化学反応がその中で何度となく私たちを友人にしてくれました」
「一度、音とヴィジョンによるスリップ・ストリームを見つけると、それを掘り下げることを続けました。大きすぎる下着の腰のゴムのように時間は引き伸ばされ、曲を書いてロックするのを止める理由はありませんでした。それは夢のようで、すべてをやって語り終えると、私たちのお互いへの気まぐれな愛と音楽のマジックはどうすればいいか分からないほどの曲を残してくれたのです。そして、私たちはどうすればいいのかを理解しました」
「2枚のアルバムを立て続けにリリースすることにしたのです。2枚目のアルバムは逆であるべきくらい、1枚目と同じくらい意義あるものとなりました。『リターン・オブ・ザ・ドリーム・カンティーン』は私たちのすべてであり、これまで夢見てきたものでもあります。たくさんの曲で溢れているのです」
レッド・ホット・チリ・ペッパーズはデンヴァーのエンパワー・フィールドで北米ツアーをスタートさせたのに際してアルバムのリリースを発表している。
スタジアム・ツアーは6月にスペインのセビリアにあるエスタディオ・ラ・カルトゥーハから始まっている。演奏された18曲のうち5曲が最新作『アンリミテッド・ラヴ』からとなっており、“Aquatic Mouth Dance”、“Here Ever After”、“These Are The Ways”、“Whatchu Thinkin”、“Black Summer”が演奏されている。ライヴは“Can’t Stop”で幕を開け、“Scar Tissue”、“Californication”、“Give It Away”といったヒット曲が披露されている。
アンコールでは“Under The Bridge”と“By The Way”の2曲が演奏されている。
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