Mason Poole

Photo: Mason Poole

ビリー・アイリッシュは2曲の新曲“TV”と“The 30th”をEP『ギター・ソングス』としてサプライズで公開されている。

“TV”については先月行われたマンチェスター公演で初披露されており、兄のフィニアスと共にアコースティックで演奏していた。

「フィニアスと私はできるだけ早くこれらの曲をみんなのものにしたかった」とビリー・アイリッシュはサプライズでリリースしたことについて語っている。「だから、お待たせ。“TV”をツアーで演奏するのは自分たちにとってもハイライトだった。だから、マンチェスターで初めて演奏した時の音源を曲に入れてある」

ビリー・アイリッシュは次のように続けている。「聴く度にぞくぞくする。みんなも気に入ってくれればと思うし、音楽を公開させてくれたことに感謝している」

“TV”と“The 30th”の音源はこちらから。

アップル・ミュージックのインタヴューでビリー・アイリッシュは“TV”について数ヶ月前にフィニアスと「ヴァースとコーラスを書いた」と語っている。この曲には最高裁が中絶の判例を覆す判決を出したことに言及した一節がある。

「正式に判決が覆される数週間前に書いた。実際にそうなったのはグラストンベリーの日で、この家にいて犬と草むらの上に座っていた」

ビリー・アイリッシュは次のように続けている。「母親が出てきて、すぐそこに立って、『覆された』と言ったの。ほとんど反応もできなかった」

ビリー・アイリッシュは“The 30th”について『ハピアー・ザン・エヴァー』後に初めて書いた曲だと説明している。

「だから、“The 30th”という曲名なの。11月30日にこういうことが起こって、それを目撃して体験できたことは言葉に言い表せないほどのことで、その時思ったことを書き留めた。フィニアスと一緒にいたから、『ゴメン。何をするつもりだったか知らないけど、今すぐにこれを曲に書かないと』と言ったの。実際にそうすることにして、『ハピアー・ザン・エヴァー』後に初めて書いた曲になった」

ビリー・アイリッシュは今後の予定について「来年アルバムを出したいと思っている」と語っている。

先日、ビリー・アイリッシュはアメリカの中間選挙の投票に行くようにファンに呼びかけている。

ビリー・アイリッシュは11月に行われる中間選挙に参加するように促す有権者登録の非営利団体であるヘッドカウントと協力態勢を取っている。

「今回の中間選挙で投票に行って、自分たちの声を使うように呼びかける活動にヘッドカウントと取り組んでいます」とビリー・アイリッシュは米『ローリング・ストーン』誌を通して声明を発表している。

「この国で起きていることを考えると、投票所に行って、自分たちの信じるものに投票する必要があるのです。行かないという選択肢はないのです」

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