S. Holden Jaffe

Photo: S. Holden Jaffe

マギー・ロジャースはニュー・シングル“Horses”がミュージック・ビデオと共に公開されている。

“Horses”は“That’s Where I Am”と“Want Want”に続いて、7月29日にリリースされるセカンド・アルバム『サレンダー』から公開された3曲目の楽曲となっている。

マギー・ロジャースは新曲について次のように語っている。「2曲が同じ日にできたことは人生でも数度しかない。3曲できたのは一度だけで、それが“Horses”だった」

「仲のいいコラボレーターであるキッド・ハープーンとリアル・ワールド・スタジオにいたんだけど、ある日、ピアノを自分が弾いて、キッド・ハープーンがドラムを叩いていたら、“Overdrive”が出てきた。すぐにアルバムの冒頭を飾る曲になると分かった。2日目は“That’s Where I Am”から始まって、ランチの後には“I’ve Got A Friend”が出てきて、夕食を食べてワインを1〜2杯飲んだら“Horses”ができた。キッド・ハープーンがギターを弾き始めたら、すぐに曲を書き始めたの。彼にどう思うか訊いたら、彼は『続けて』と言っていた。もう終わりかなと思っていたんだけど、彼は『続けて』と言ったの」

マギー・ロジャースは次のように続けている。「歌詞を書き終えて、次の日の朝に録ることを提案したんだけど、彼は『1テイクやってみよう』と言った。それが“Horses”になった。内容はあるがままという曲ね。圧倒的に無感覚になってしまった時に自由を感じたいと歌っている。愛する人に歌っているとも言えるし、友人に歌っているとも言えるし、自分に歌っているとも言える。その違いが言えないところが気に入っている」

“Horses”のミュージック・ビデオはこちらから。

新作についてプレス・リリースでは次のように述べられている。「彼女のここ2年間の暮らしにおける熱狂的な激しさを捉えており、怒り、静けさ、自己救済、セックスによる超越、あるがままの自由といった物語を勇敢なまでの正直さで描いています」

「複雑な感情を検証して具現化するために豊富なスペースを与え、マギー・ロジャースの激しく果敢な傷つきやすさは感情の高ぶりを最も歓喜溢れるものへと変換しています。一連の作品はライヴ・パフォーマンスの即応性のためのものであり、奔放さの生々しさと啓示を求めるものとなっています」

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