ザ・ローリング・ストーンズはウクライナの合唱団を招いて、“You Can’t Always Get What You Want”を披露している。
ザ・ローリング・ストーンズは現地時間7月15日にオーストリアのウィーンにあるエルンスト・ハッペル・シュターディオンで公演を行い、アンコールにスペシャルなサプライズを用意している。
「彼らは今夜長い道のりを経て、来てくれたんだ」とミック・ジャガーはウクライナのDzvinochok少年合唱団とVognyk少女合唱団を紹介しており、彼らが公演に来るために15時間車に乗っていたことを明かしている。
合唱団の指揮を務めたルーベン・トルマチョフは次のように観客に語っている。「今夜は2つの合唱団にとって非常に特別な夜で、逃すことのできない一生に一度のチャンスでした」
「ウィーンに来て、忘れられない夜を作ることができて嬉しいです」
観客が撮影した映像はこちらから。
2月にロシアがウクライナへの侵攻を始めたことを受けて、世界各地でウクライナのクリエイターを自身の公演に招く活動が行われている。
先月、グラストンベリー・フェスティバルではユーロヴィジョンで優勝したカルーシュ・オーケストラが招かれており、『NME』に次のように語っている。「ここに来られてラッキーだよ。パフォーマンスのために準備をしてきたんだ。ここに来られて、すごく幸せだよ」
グラストンベリー・フェスティバルではウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が寄せたスピーチ映像も上映された。
ザ・ローリング・ストーンズはミック・ジャガーが新型コロナウイルスに感染したために一時ツアーを中断していたが、ツアーを再開させている。
一方、ザ・ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツは本人と遺族承認の公式伝記本が刊行されることが決定している。『チャーリーズ・グッド・トゥナイト:ジ・オーソライズド・バイオグラフィー・オブ・チャーリー・ワッツ』と題された本書はイギリスで9月15日に、アメリカで10月11日に刊行される。
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