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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはシカゴで2公演目となった7月12日の公演で“No Shelter”を15年ぶりに披露している。

“No Shelter”はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのレア曲でもファンに人気の1曲で、映画『GODZILLA ゴジラ』のサウンドトラックに収録された後、『バトル・オブ・ロサンゼルス』のオーストラリア盤と日本盤のボーナストラックに収録されている。

“No Shelter”が演奏された代わりに7月11日の公演と較べると、“Tire Me”がセットリストからは外されており、“Down Rodeo”の代わりに“Vietnow”が演奏されている。

観客が撮影した“No Shelter”の映像はこちらから。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは7月9日にウィスコンシン州イースト・トロイのアルパイン・ヴァリー・ミュージック・シアターで11年ぶりのライヴを行っている。この日の公演ではブルース・スプリングスティーンの“The Ghost Of Tom Joad”のカヴァーを披露したほか、1973年の「ロー対ウェイド」事件における判例が覆された件にも言及している。

また、7月11日にシカゴのユナイテッド・センターで行われた公演ではザック・デ・ラ・ロッチャが足を痛めて、椅子に座りながらライヴを終えている。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンによる「パブリック・アナウンスメント」ツアーは8月中旬まで20公演が行われ、その後、レディング&リーズ・フェスティバルにヘッドライナーとして出演することが決定している。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは2019年に再結成を発表して、2020年3月からツアーを行う予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミックで延期されており、今年に入って7月に延期されることが発表されていた。

先日、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは1973年の「ロー対ウェイド」事件における判例を覆す最高裁判決が出たことを受けて、47万5000ドル(約6300万円)をイリノイ州とウィスコンシン州の性と生殖に関する権利の団体に寄付している。

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