ザ・ビッグ・ムーンはサード・アルバム『ヒア・イズ・エヴリシング』をリリースすることを発表して、ファースト・シングルとなる新曲“Wide Eyes”が公開されている。
ここ数年にわたって書かれたアルバムの楽曲はメイン・ソングライターであるジュリエット・ジャクソンと世界全体の急激な変化を描いたものになっている。セカンド・アルバム『ウォーキング・ライク・ウィ・ドゥ』をリリース後、ジュリエット・ジャクソンは昨年第一子の息子を出産して母親となっている。
「誰しもにとって多くのことが変化したと思う」とジュリエット・ジャクソンは『NME』に語っている。「パンデミックがあって、誰しもがその影響を受けて、誰も終結や指針を得られず、何をすればいいのか分からなかった。個人的にも人生に大きな変化があって、私は母親になった」
新作はこの2つの要素から構成されているが、主にジュリエット・ジャクソンの妊娠が本作では記録されている。大半の曲は出産前に書かれたが、“Wide Eyes”を含む4曲は出産後6ヶ月の間に書かれている。
「多くの曲は妊娠している時に書いていて、基本的にはどんなことになるだろうと想像していた」と彼女は説明している。「今聴くと、こういう不安を抱えていたんだと分かる。ホルモンによってすごい高揚と憂鬱があった後に考えたことが書かれていて、曲には浮遊感があるの」
“Wide Eyes”のミュージック・ビデオはこちらから。
“Wide Eyes”についてジュリエット・ジャクソンは次のように語っている。「混乱していたけれど、これまでに感じたことのない幸福感も感じていた。それを書く必要があったの」
プーネ・ガーナが撮影したアートワークはベッドの上で膝をついて妊娠中のお腹を見せるものとなっていて、インディ・スターによるビヨンセ的な演出となっている。この写真をアルバム・ジャケットにするのには抵抗もあったという。
「あれをアルバム・ジャケットにするのには勇気が必要だった。露出しすぎだと思った。ビヨンセはビヨンセだけど、自分は自分だし、肌を出して、妊娠をさらすのには自身が必要だった。その考えに慣れるまで時間がかかったけど、慣れたら好きになった」
ザ・ビッグ・ムーンの新作『ヒア・イズ・エヴリシング』はフィクション・レコーズより10月14日にリリースされる。
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