Eluvier Acosta

Photo: Eluvier Acosta

ティーガン&サラは通算10作目となる新作『クライベイビー』をリリースすることを発表して、ニュー・シングル“Yellow”が公開されている。

2019年発表の『ヘイ、アイム・ジャスト・ライク・ユー』に続く新作は10月21日にマム+ポップよりリリースされる。コートニー・バーネット、スリーター・キニー、ルシアスらが所属するマム+ポップに移籍してからは移籍第一作となる。

ジョン・コングルトンとティーガン&サラがプロデュースした新作はロサンゼルスのサージェント・レコーダーズとシアトルのスタジオ・リソでレコーディングされている。

「“Yellow”は私たちが思春期や成人期初期から抱えてきた傷を癒すためのステップを踏み込み始めた後に書かれた曲で、その傷は決してうまく癒えず、季節ごとに燃え上がり、私たちを時間軸に逆行させます」とサラ・クインは説明している。

「私たちは永遠に15歳のまま、別れたりバラバラになったりする運命にあるのでしょうか? そうでないことを願います」

マーク・マイヤーズが監督した“Yellow”のミュージック・ビデオはコールドプレイの同名のミュージック・ビデオへのオマージュとなっている。「ヴァンクーヴァーで撮影されたんだけど、最初にこの街に来た時は私たち2人を受け止める大きさがない街だと思っていた。22年が経って戻ってきたら、故郷と呼んでいる」

“Yellow”のミュージック・ビデオはこちらから。

アルバム『クライベイビー』についてティーガン・クインは次のように説明している。「デモを書きながら、曲をどうやってまとめ上げていくのかを考えたのは初めてのことだった」

「サラが歌詞を変えたり、私の曲のパートを組み替えたりするだけでなく、『この曲はもっと速くしたほうがいい』とか『違うキーにしたほうがいい』とかって言ってくれた」

彼女は「でも、サラは手を付けた私の曲をどれもよくしてくれた」と続けている。サラは「多分、私はリフォーム屋なのかもしれない。ティーガン&サラという家を改築していくのよ」と語っている。

アルバムからは4月に“Fucking Up What Matters”も公開されている。

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