ソーリーはセカンド・アルバム『エニウェア・バット・ヒア』を10月7日にリリースすることが発表されている。
アルバムのリリース発表に合わせて、新曲“Let The Lights On”がミュージック・ビデオと共に公開されている。“Let The Lights On”はアルト・ジェイを手がけたことでも知られるチャーリー・アンドリューがプロデュースを担当し、ミュージック・ビデオの監督はMILTON & FLASHAが担当している。
“Let The Lights On”のミュージック・ビデオはこちらから。
“Let The Lights On”についてソーリーは次のように語っている。「この曲はクラブ向けの楽しいラブソングなんだ。僕らにとってはほろ苦い曲。正直でありたい、物事を直接言いたい、でも結局はそれがダメになることもある、ということに触れているような曲だ。灯りがあるのなら、それを消してはいけない……時には物事を捨てなければならないけれど、それは難しいことなんだ」
「この曲は、ストレートに物事を言うことで、少し皮肉を込めたつもりなんだ。アルバム製作中の最後に書いた曲で、アルバム用にもっと明るいものを作ろうとしたところで出来た曲なんだ。最初はベースとドラムがドライブするダンサブルな曲だったんだけど、みんなで一緒に演奏してレコーディングしたらよりポップな曲になった」
新作『エニウェア・バット・ヒア』はバンドのアーシャ・ローレンツ、ルイス・オブライエン、そしてブリストルよりポーティスヘッドのメンバー、エイドリアン・アトリーと同じくブリストルのアリ・チャントがプロデュースを手掛けている。
アーシャ・ローレンツは新作について次のように語っている。「『エニウェア・バット・ヒア』は前作とは違ったアプローチで、よりライブ・バンドに近い形で制作されて、その結果、より生々しく、より誠実なものになった……と思う。どの曲も独自の重厚さを持ちつつ、小さな断片や歌詞のパターンが繰り返され、成長し、変容していくようにしたかった」
「ここ数年、いろいろなことが起きて、みんなちょっと異質な感じがし始めた。ロンドン出身で、ここで育って、昔から同じ場所にいる人たちなのに、なんだか変な感じだった。ランドマークや場所、そして人までもが同じなのに、違うように感じられる。僕らは物事が変わることを望んでいるし、そうなると思っているけれど、それはまた違う形で起こるものだと思う。この音楽は、うめき声や深い叫びのような音で、生まれ変わるようなイメージ。皮膚が剥がれるような感じになっている!」
『エニウェア・バット・ヒア』はカーリー・サイモンやランディ・ニューマンといった1970年代のクラシックなソングライターにオマージュを捧げている。
国内盤CDには解説・歌詞対訳が封入され、ボーナストラックが収録される。また、輸入盤LPは通常盤のブラック・ヴァイナルに加えて、クリア・ボトル・グリーン仕様の限定盤、そして日本語帯・解説書付の限定盤(クリア・ボトル・グリーン仕様+)でも発売される。さらにBIG LOVE RECORDSでは限定のクリア・ネオン・グリーン・ヴァイナルも発売される。
リリースの概要は以下の通り。
label: Domino
artist: Sorry
title: Anywhere But Here
release: 2022.10.07
1. Let The Lights On
2. Tell Me
3. Key To The City
4. Willow Tree
5. There’s So Many People That Want To Be Loved
6. I Miss The Fool
7. Step
8. Closer
9. Baltimore
10. Hem of the Fray
11. Quit While You’re Ahead
12. Screaming In The Rain
13. Again
14. It’s Gone West (Bonus Track)
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