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エイミー・ワインハウスはサム・テイラー・ジョンソンを監督に迎えて、その生涯が映画化されることが決定している。

『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』といった作品で知られるサム・テイラー・ジョンソンは『バック・トゥ・ブラック』と題されたエイミー・ワインハウスの伝記映画を監督するという。脚本は『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』で一緒だったマット・グリーンハルシュが担当する。原作はダフネ・バラックの著書『セイヴィング・アーミー』で、スタジオカナル、アリソン・オーウェン、デブラ・ヘイワード、トレイシー・シーワードがプロデューサーとなっている。

エイミー・ワインハウスの家族は2018年に伝記映画の契約を結んでおり、当初はアリソン・オーウェンが監督を務める予定となっていた。エイミー・ワインハウスの父であるミッチ・ワインハウスは『NME』に対して「本物のエイミー」を紹介する物語を「非常に楽しみにしている」と語っていた。

しかし、昨年、ミッチ・ワインハウスは家族や所属レーベルであるユニバーサル・ミュージックへの確認がなかったとして伝記映画について「100%許可されてはない」と発言していた。

当時、ミッチ・ワインハウスは『TMZ』に次のように語っている。「彼らもそこまで愚かではないはずだ。正式なライセンスが必要となることは誰でも分かるはずだからね」

ミッチ・ワインハウスは妻のジャニスと共に没後10周年を記念したBBCによるドキュメンタリー『リクレイミング・エイミー』にも出演している。2015年にはドキュメンタリー映画『AMY エイミー』も公開されているが、家族はその内容について公然と批判していた。

映画『バック・トゥ・ブラック』はノオミ・ラパスが主演を務め、アイルランド人映画監督のクリステン・シェリダンが監督する予定だった2015年のプロジェクトが頓挫したのに続いて、エイミー・ワインハウスの生涯を映画化する2度目の試みとなっている。ミッチ・ワインハウスは最初の伝記映画のプロジェクトについてエイミー・ワインハウスの音楽を使うことを許可しないと語っていた。

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