SUM 41のデリック・ウィブリーは『NME』のインタヴューでアヴリル・ラヴィーンとの結婚で受けた注目について振り返っている。
SUM 41は通算8作目となるダブル・アルバム『ヘヴン・アンド・ヘル』を今年リリースする予定となっている。リリース日はまだ決定していないものの、アルバムはほぼ完成していて、4週間でのスタジオでの作業を残すのみとなっている。
SUM 41は『NME』のインタヴューでデビュー・アルバム『オール・キラー・ノー・フィラー』について振り返り、当時の心境についても語っている。
「長い間、あの作品はいいアルバムだとは思っていなくて、関心を持てなかったんだ」とデリック・ウィブリーは『オール・キラー・ノー・フィラー』について語り、20周年を迎えたことでアルバムを聴き直すことになったと続けている。「気に入らないだろうなと思っていたんだけど、思っていたより良かったんだ。楽器はまだうまくなくて、なんとかうまくいくようにしたんだよね」
デリック・ウィブリーは今後のライヴでは『オール・キラー・ノー・フィラー』の曲を演奏するのを楽しみたいと語っている。「『オール・キラー・ノー・フィラー』があんなことになるとは思っていなかったんだよね。自分たちのやり方をごまかして、成功したことに内心恥ずかしさを感じていたとことがあったんだ」
彼は次のように続けている。「あまり注目されるのが好きじゃなかったんだ。ステージで音楽を演奏している時以外はあまりうまく対処できなかったんだよね。だいぶうまくなったけど、30代前半までは人から注目されrのが苦手だったんだ。バンドが軌道に乗って、いろんなところに出るようになって、アヴリル・ラヴィーンと結婚した時は7年間にわたって望まない形で公衆の注目を浴びるようになって、大変だったし難しかったよ。そして、アルコール依存症で入院して、また注目された。でも、シラフになって退院したら、うまく対処できる年齢になっていた。あらゆることがちょっとうまくいくようになったんだ」
「今は自分たちがどんな人間かを分かっているし、自分たちのことが好きでいられる。もう何も恥ずかしくないし、怖くない。自分たちなりのことをやる。まったく違う気分なんだよ」
SUM 41は9月から10月にかけてヨーロッパ・ツアーを行うことが決定している。
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