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ジャック・ホワイトは2008年公開のシリーズ22作目『007 慰めの報酬』に提供した主題歌“Another Way To Die”が自分が手掛けた中で「最も賛否両論を呼んだ作品の一つ」だったと語っている。

ジャック・ホワイトはアリシア・キーズも参加した“Another Way To Die”の作曲とプロデュースを手掛けている。“Another Way To Die”は全英シングル・チャートで9位を獲得している。

ポッドキャスト『コナン・オブライエン・ニーズ・ア・フレンド』の最新話に登場したジャック・ホワイトは“Another Way To Die”に寄せられた賛否両論について振り返っている。

「あれは自分が参加した中でも最も賛否両論を呼んだ作品の一つだったね」とジャック・ホワイトは説明している。

「今日まで誰にでも当てはまるんだけど、好きか嫌いかをみんながいつも言うんだよね。嫌いな人もたくさんいるし、好きな人もたくさんいる。中間がないんだ。不思議だよね」

ジャック・ホワイトは次のように続けている。「ジェームズ・ボンド・シリーズの主題歌は例えばイギリスだと常にコーヒーや朝食時の会話に上がるんだ。『一番好きな主題歌は?』ってね。それが人となりを示すくらいなんだよ」

映画『007 慰めの報酬』の主題歌は当初エイミー・ワインハウスがレコーディングする予定だったが、選定者の基準に合わなかったためにジャック・ホワイトが選ばれることになったと彼は説明している。

「エイミー・ワインハウスがセッションに参加しなかったか、依頼された曲を出さなかったかなんかで、僕が参加することになったんだ」とジャック・ホワイトは振り返っている。

「『時間がないんです。誰か別の人が必要です』と言われたんだけど、『これはいいね。何をやってもいいんだ。あれをやったら、許可が出ないんじゃないかな』と思ったんだ」

「実際、そうなったよ。音楽監督は何事にも賛成しなかったね。彼はバラードに変えるように僕を説得してきたんだ」

ジャック・ホワイトは次のように続けている。「面白かったよ。『ツアーに出るから参加できない』と僕は言ったんだけど、自分が求めれば解決できる時間はあるというのがよく分かっていたんだ」

2008年にエイミー・ワインハウスは担当者が「クリーンで退屈」なものを求めていたために主題歌を断られることになったと語っている。

「もう少し待てたと私は思っている」とエイミー・ワインハウスは当時語っている。「世界的なヒット曲がほしいなら、(頭を指差しながら)ここにあるのにね」

ジャック・ホワイトは今年2枚目のアルバムとなる通算5作目『エンタリング・ヘヴン・アライヴ』を7月22日にリリースする予定となっている。ジャック・ホワイトはシークレットでグラストンベリー・フェスティバルにも出演している。

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