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ケイト・ブッシュは1985年発表の“Running Up That Hill”が『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の最新シリーズで使われて全英シングル・チャートの首位を獲得したことを受けて、貴重なインタヴューに答えている。

BBCラジオ4のエマ・バーネットの番組に出演したケイト・ブッシュは『ストレンジャー・シングス 未知の世界』について「素晴らしいシリーズ」だとして、首位獲得は「桁外れ」のことだと語っている。

ケイト・ブッシュは次のように続けている。「ある程度、話題になるかなとは思っていましたが、こんなことになるとは想像していませんでした。すごいことですよね。だけど、衝撃的でもあったと思いませんか? 全世界がおかしなことになったとも思ったのです 」

ケイト・ブッシュは当初のリリースから37年を経て「多くは自分の音楽を聴いたことのない新しい聴衆」の下に届いたことは「素晴らしかった」と続けている。

「若者たちがあの曲を初めて聴いて、発見してくれたことを考えると、非常にスペシャルなことだと思います」

ケイト・ブッシュはインタヴューで“Running Up That Hill”が当初“A Deal With God”というタイトルだったが、レーベルが「微妙なタイトルと思われるのではないか」と考えたため変更されたことも明かしている。

自分の昔の音源を聴くことはあるのかと訊かれると、ケイト・ブッシュは次のように答えている。「昔のものを聴くことはありません。ただ、このようなことがあったので、エディットしたり、別の理由でも昔の曲を振り返ってみることはあります。今もそれに取り組んでいるのですが、長い間、聴くことのないままになっていました」

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』での“Running Up That Hill”の使われ方についてケイト・ブッシュは「非常に感動的だった」として「お守りかのようだった」と評している。

ケイト・ブッシュは最後で『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の展開について映画『ハリー・ポッター』シリーズを引き合いに出している。「映画の前半ではまだ子ども向けだったけど、進行するにつれてダークでヘヴィになっていった」

「何年も観ながら成長してきた作品というのは他とは違う繋がりが生まれるんでしょうね」

ケイト・ブッシュの“Running Up That Hill”が2週目の1位を獲得するのではないかと見られている。

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