リアム・ギャラガー、マーク・ロンソン、クイーンのメンバーらはロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われるフー・ファイターズのドラマーであるテイラー・ホーキンスの追悼コンサートに出演することが決定している。
1997年からフー・ファイターズのドラマーを務めていたテイラー・ホーキンスは3月25日にコロンビアのボゴタで亡くなっている。享年50歳だった。
先週、フー・ファイターズはロサンゼルスとロンドンで彼を追悼する特別な2公演を行うことを発表している。「テイラー・ホーキンス・トリビュート・コンサート」は9月3日にウェンブリー・スタジアムで、9月27日にフォーラムで行われる。
本日6月15日にロンドン公演の第1弾ゲスト・アーティストが発表されており、リアム・ギャラガー、マーク・ロンソン、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミ、スーパーグラス、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラー、ウォルフガング・ヴァン・ヘイレン、ザ・プリテンダーズのクリッシー・ハインドらが出演することが決定している。
公演にはコメディアンのデイヴ・シャペルも特別出演する。
London! Please welcome the first wave of special guests to join The Taylor Hawkins Tribute Concerts! More to be announced soon.
Tickets on sale Friday 17 June at 9am local time. pic.twitter.com/6vsdo2n5js
— Foo Fighters (@foofighters) June 15, 2022
フー・ファイターズのウェブサイトには公演について次のように記されている。「現代の音楽界において最も尊敬され、愛されている人物の一人であったテイラーは、その類まれな才能と魅力的な人間で、世界中の何百万人ものファン、仲間、友人、音楽界のレジェンドに愛されていました。テイラーが崇拝していたミュージシャンやファンによる情熱的で誠実な追悼でもって3月25日の早すぎる死は、何百万人もの人々によって悼まれることになりました」
「テイラー・ホーキンス・トリビュート・コンサートはそうしたアーティスト、彼の家族、フー・ファイターズの仲間たちと団結して、世界的なロック・アイコンとしての彼の栄光と彼との思い出を祝福するものです。バンドメイトや彼のインスピレーションとなった人々が彼が好きだった曲と彼が命を吹き込んだ曲を演奏します」
テイラー・ホーキンスの妻であるアリソンは彼の死後、数ヶ月にわたって寄せられたファンからの応援に感謝する声明を発表している。「愛されたテイラーにみなさん一人一人が示してくれた愛に対して世界中のフー・ファイターズのコミュニティやテイラーの幅広いファンに深い感謝と賞賛を送ります。みなさんの優しさは想像もできない悲しみを抱えていた時期に私や家族にとってかけがえのないものなりました」
彼女は次のように続けている。「テイラーの妻として子どもたちに代わって、みなさんが彼にとってどれだけ大きな意味を持っていたか、どのパフォーマンスでも『みなさんを驚かそうと』どれだけ身を捧げていたかをお伝えできればと思います。テイラーは光栄なことにフー・ファイターズの一員となり、25年間にわたってどの瞬間もその夢のような役割を大切にしてきました。私たちはすべてのバンドメンバーとフー・ファイターズのチームを家族だと考えています」
訃報を受けてテイラー・ホーキンスに対しては音楽界から多くの声が寄せられている。
ポール・マッカートニーもテイラー・ホーキンスに追悼の意を表しており、次のように述べている。「テイラーの突然の死は自分や彼のことを知っていて好きだった人々にとってはショックなことです」
「素晴らしいドラマーというだけでなく、彼の人柄は大きく輝いていて、幸運にも彼と仕事をできた人々によって大いに惜しまれることになるでしょう」
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