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ロッド・スチュワートとエルヴィス・コステロは2人の間で口論になったという報道を笑い飛ばしている。

エルヴィス・コステロはクイーンやダイアナ・ロス、エルトン・ジョンらが出演したエリザベス女王の戴冠70周年コンサートを「くだらない」と評しており、特にロッド・スチュワートを名指ししていると報じられていた。

「言いたいのは、みんなが彼のことを好きなのは知っているし、彼も僕らと変わらないんだけど、なにせロッドなんだ。どういうことだよ? 言っておかなきゃならないのは、正直ひどい夜で、いい加減にしてほしかった。“Sweet Caroline”はなかったね」

「ふざけているのかな? 僕だって45年もショービジネスをやってきたわけで、多少は知っているからね。なんで誰も“You Wear It Well”を歌うように提案しなかったのかな」とエルヴィス・コステロは語ったと『ミラー』紙は報じている。

ロッド・スチュワートはこれを受けて次のようにツイートしている。「親愛なるエルヴィス、そう、新型コロナウイルスのせいで声は荒れていたんだ。謝罪するよ。みんなをがっかりさせるくらいなら、出演したほうがいいと思ったんだ。ところで、君の髪はどこに行ってしまったんだ?」

エルヴィス・コステロはダイアナ・ロスのパフォーマンスにも次のように発言したとされる。「いいかい、ダイアナ・ロスもこの場に合う楽曲のリストがあるわけだからね。“You Keep Me Hanging On”や“I’m Living In Shame”、“Love Child”とまでは言わないけどさ」

今回、エルヴィス・コステロはこれら一連の報道を受けて、問題の記事を指摘して「典型的な『ミラー』のやり口」だと述べている。彼がロッド・スチュワートを批判したのは選曲であり、パフォーマンス自体ではなかったと語っている。

「実際の発言を読めば、僕が言ったのはシンガロングを起こさせるために“You Wear It Well”を演奏しないという間違った考え方のことだったんだ」

エルヴィス・コステロはダイアナ・ロスへの発言についても次のように述べている。「ダイアナ・ロスは女神だよ。ものすごく尊敬している。似つかわしくない選曲で冗談を言っただけだ」

エルヴィス・コステロはロッド・スチュワートに直接返事をして、確執の経緯を笑い飛ばしている。「親愛なるスチュワート、僕が君のことを好きなのは知っているはずだ。“You Wear It Well”や“Hot Legs”のほうが女王が気に入ると思ったんだ。ライヴに関しては、この間、嫌なことがあってね。髪の毛のように帽子に縫い付けいたんだけど、行ったり来たりしてね。アップ・ザ・リパブリック(※アイルランド独立時のスローガン)。エルヴィス」

エルヴィス・コステロは最初に結成したバンドであるラスティのアルバム『ザ・レザレクション・オブ・ラスト』が6月10日にリリースされている。

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