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ザ・ローリング・ストーンズは6月9日に行ったリヴァプール公演でザ・ビートルズに敬意を表して1963年発表の“I Wanna Be Your Man”を披露している。

ジョン・レノンポール・マッカートニーによる“I Wanna Be Your Man”をザ・ローリング・ストーンズは最初に世に出す形となっている。ザ・ローリング・ストーンズは1963年11月1日にセカンド・シングルとして“I Wanna Be Your Man”をリリースし、その3週間後にリリースされたザ・ビートルズのセカンド・アルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』に同曲は収録されている。

“I Wanna Be Your Man”を演奏する前にミック・ジャガーは会場となったアンフィールド・スタジアムでサッカーの試合前に歌われるジェリー&ザ・ペースメイカーズの“You’ll Never Walk Alone”を演奏するつもりだったが、「代わりに地元の連中が書いた曲をカヴァーすることにした」と観客に語っている。

観客が撮影した映像はこちらから。

ザ・ローリング・ストーンズは現在「シックスティ」ツアーと題したヨーロッパ・ツアーを行っており、次の公演は6月13日にアムステルダムで行われる。ツアーはザ・ローリング・ストーンズが1962年6月に結成された結成60周年にちなんで名付けられている。ツアー初日の公演でザ・ローリング・ストーンズは“Out Of Time”をライヴで初披露している。

ツアーではザ・ローリング・ストーンズがステージに上る前に昨年8月に亡くなったドラマーのチャーリー・ワッツに追悼の意を表した映像が上映されている。チャーリー・ワッツに代わってドラムはスティーヴ・ジョーダンが担当している。

ザ・ローリング・ストーンズはライヴ・アルバム『ライヴ・アット・エル・モカンボ』が今年5月にリリースされている。また、結成60周年を記念してバンドメンバーの独占インタヴューを含むBBCによるドキュメンタリーとラジオ番組が放送されることが決定している。全4話の『マイ・ライフ・アズ・ア・ローリング・ストーン』は今夏にBBC 2で放送される予定で、それぞれ1時間の放送で、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッド、チャーリー・ワッツという4人のメンバーを取り上げたものとなる。

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