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グラミー賞は2023年の新たな部門の詳細が発表されている。

新しい部門にはソングライター・オブ・ザ・イヤー、最優秀オルタナティヴ・ミュージック・パフォーマンス賞、最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞(ビデオ・ゲーム、その他インタラクティヴ・メディア)があり、ベスト・ソング・フォー・ソーシャル・チェンジには特別功労賞が贈られる。

「新しくできた賞や修正案によって音楽クリエイターのコミュニティの多様性を讃え、変化、進化、コラボレーションを促進する環境を育成し続けていくことを楽しみにしています」とレコーディング・アカデミーのCEOであるハーヴェイ・メイソン・ジュニアは語っている。

「アカデミーのトップ・プライオリティは我々が支える音楽界の人々を体現して、会員の声に耳を傾け、進化する業界を反映したルールやガイドラインを策定していくことです」

新たな部門は以下の通り。

ソングライター・オブ・ザ・イヤー(クラシック以外)
ソングライティングの卓越性、専門性、芸術性を評価し、対象年度にリリースされた新作の中で最も多作なノン・パフォーミングおよびノン・プロデュースのソングライターを称える。

最優秀オルタナティヴ・ミュージック・パフォーマンス賞
ソロ・アーティスト、コラボレーション・アーティスト、定評あるデュオ、定評あるグループによるオルタナティヴ・パフォーマンスの最も優れたレコーディングのトラックおよびシングルを評価する。

最優秀アメリカーナ・パフォーマンス賞
ソロ・アーティスト、コラボレーション・アーティスト、定評あるデュオ、定評あるグループによるアメリカーナのパフォーマンスの最も優れたレコーディングのトラックおよびシングルを評価する。

最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞(ビデオ・ゲーム、その他インタラクティヴ・メディア)
対象期間内に発売されたビデオゲームやその他のインタラクティヴ・メディアのために、もしくは付随して作られたオリジナルスコアを主とするサウンドトラック・アルバムの卓越性を評価する。

最優秀スポークン・ワード・ポエトリー・アルバム賞
音楽の有無にかかわらず詩のパフォーマンスに特化したスポークン・ワードによるアルバムの卓越性を評価する。

特別功労賞:ベスト・ソング・フォー・ソーシャル・チェンジ
この特別功労賞はブルーリボン委員会によって決定され、レコーディング・アカデミーによって承認される。対象作品は当時の社会問題に言及し、理解、平和構築、共感を促進する歌詞が含まれていなければならない。

2022年のグラミー賞はジョン・バティステが最多の5部門を受賞し、シルク・ソニック、オリヴィア・ロドリゴが3部門を受賞している。

授賞式ではシルク・ソニック、オリヴィア・ロドリゴ、BTS、リル・ナズ・X、ビリー・アイリッシュ、ブランディ・カーライル、ナズ、クリス・ステイプルトン、ジョン・レジェンド、レディー・ガガ、ジョン・バティステ、ジャスティン・ビーバー、H.E.R.&レニー・クラヴィッツ、キャリー・アンダーウッド、ブラザーズ・オズボーンらがパフォーマンスを披露している。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はビデオ・メッセージを寄せ、ロシアによる侵攻が続く中でウクライナを支援することを呼びかけている。

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