JOEY MALONEY/NME

Photo: JOEY MALONEY/NME

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは7月4日(土)に今年のコーリング・フェスティバルにヘッドライナーとして出演し、ソロとしては屋外イベントで初のヘッドライナーであり、UKでは過去最大となるライヴを行った。

コーリング・フェスティバルはクラップハム・コモンで開催され、ノエルの他にはライアン・アダムスやザ・ハイヴス、モデスト・マウスなどが出演している。

「やあ、クラップハム」とノエルは観客に語りかけて、自身のライヴを始め、こう続けている。「絶対言わないと思ってたフレーズだよ」

ライヴはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの楽曲とオアシスのヒット曲を織り交ぜたもので、“Champagne Supernova”やアコースティック・ヴァージョンの“Fade Away”なども披露された。

ノエルはこの日のライヴをオアシスの“Don’t Look Back in Anger”で締めくくっている。

この日のノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズのセットリストは以下の通り。

Everybody’s on the Run
Lock All the Doors
In the Heat of the Moment
Fade Away
The Death of You and Me
Riverman
You Know We Can’t Go Back
Champagne Supernova
Dream On
Whatever
The Mexican
(Stranded On) The Wrong Beach
AKA… Broken Arrow
Digsy’s Dinner
If I Had a Gun…
Do the Damage
The Masterplan
AKA… What a Life!
Don’t Look Back in Anger

ノエルの前に演奏したアクトとしては、ザ・ハイヴスはライヴの最後に2000年発表の代表曲“Hate To Say I Told You So”を演奏し、観客に地面にうずくまってからジャンプするよう指示し、象徴的な瞬間を生み出すことになった。

一方、モデスト・マウスは自身の機材がフランスの港町であるカレーで足止めを喰ってしまったために、借り物の楽器で演奏しなければならなかった。

ライアン・アダムスは、よく知られたオアシスの“Wonderwall”のカヴァーをやるのではと期待されたが、演奏されなかった。ただし、ノエルに言及して「僕たちの生きている時代で最も偉大なソングライター」と語って、ライヴを締めくくった。

昨年のコーリング・フェスティバルはスティーヴィー・ワンダーとエアロスミスがヘッドライナーを務めていた。

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは今年3月にアルバム『チェイシング・イエスタデイ』をリリースしており、シングルの“In The Heat Of The Moment”のほか、ジョニー・マーとのコラボレーションによる“Ballad Of The Mighty I”を収録している。

『NME』に語ったところによれば、ノエル・ギャラガーはアルバム『チェイシング・イエスタデイ』について「みんなをガッツポーズさせて、ちょっとだけ泣かせる、そんな曲」の集まりと評している。

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