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ガンズ・アンド・ローゼズは現地時間6月4日に行った公演でAC/DCのカヴァーと2曲のレア曲を披露している。

ポルトガルのオエイラスで公演を行ったガンズ・アンド・ローゼズだが、出演予定だったフロリダ州のウェルカム・トゥ・ロックヴィルが嵐のために中止となったため、この公演は昨年10月以来のライヴとなっている。

この公演でガンズ・アンド・ローゼズは『ライヴ・ライク・ア・スーサイド』に収録の1986年の楽曲“Reckless Life”を演奏している。“Reckless Life”がライヴで披露されるのは1993年以来となっている。

さらにバンドはAC/DCの“Walk All Over You”をカヴァーした他、『アペタイト・フォー・ディストラクション』に収録の“You’re Crazy”も披露されている。“You’re Crazy”がアコースティックではなく、『アペタイト・フォー・ディストラクション』のバージョンで披露されたのは1991年以来となっている。

観客が撮影した映像はこちらから。

この日のセットリストは以下の通り。

Its So Easy
Mr. Brownstone
Chinese Democracy
Slither
Double Talkin Jive
Welcome To The Jungle
Better
Coma
Reckless Life
Estranged
Shadow Of Your Love
Walk All Over You
Live And Let Die
You Could Be Mine
Hard Skool
Absurd
Civil War
Sweet Child O Mine
Rocket Queen
I Wanna Be Your Dog
November Rain
Knockin On Heavens Door
Nightrain
Patience
Youre Crazy
Paradise City

ガンズ・アンド・ローゼズがAC/DCの楽曲を披露するのは驚くことではなく、AC/DCのブライアン・ジョンソンが聴覚障害のためにツアーからの離脱を余儀なくされた2016年、アクセル・ローズは代わりにフロントマンを務めている。ブライアン・ジョンソンは2018年にバンドに復帰して、2020年発表の『パワーアップ』に参加している。

一方、ガンズ・アンド・ローゼズは“Absurd”と“Hard Skool”という2枚のシングルをリリースしており、スラッシュは新曲に取り組んでいることを明らかにしている。「出す新曲があるんだ。みんな常に訊いてくるんだけどね」

「6月にツアーに出る頃には1〜2曲出せるんじゃないかと思っているよ」

ガンズ・アンド・ローゼズは6月から7月にかけてヨーロッパ・ツアーを行うことが決定しており、その後、南米ツアーを行い、年末にはオーストラリア&ニュージーランド・ツアーを行うことが決定している。

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