ボン・ジョヴィの結成メンバーのベーシストであるアレック・ジョン・サッチが亡くなったことが発表されている。
2018年にロックの殿堂入りを果たしているアレック・ジョン・サッチは享年70歳だった。記事執筆時点で死因については明らかになっていない。
「親愛なる友人であるアレック・ジョン・サッチの訃報を聞いて胸を痛めています」とバンドはソーシャル・メディアに発表した声明で述べている。「彼はオリジナルな人でした。ボン・ジョヴィの結成メンバーとしてアレックはバンド結成に不可欠な存在でした。正直、彼を通して私たちは一緒にやることになったのです。彼はティコ・トーレスの幼馴染みで、リッチー・サンボラをライヴに観に来るように連れてきてくれました」
「アレックは常にワイルドで、活気に溢れていました。今日は特別な思い出が顔に笑顔を、目に涙をもたらしてくれるでしょう。彼のことを心から惜しんでいます」
— Bon Jovi (@BonJovi) June 5, 2022
キーボーディストのデヴィッド・ブライアンは次のようにツイートしている。「安らかに、魂のブラザーよ。君とステージを生涯を共にするのは光栄だったし、楽しかったよ」
RIP my soul brother…. It was an honor and pleasure to share the stage and to share life with you….. ?❤️? pic.twitter.com/KgibUECjmA
— David Bryan (@dbdavidbryan) June 5, 2022
1951年にニューヨーク州ヨンカーズで生まれたアレック・ジョン・サッチはファントムズ・オペラというバンドに在籍した後、ボン・ジョヴィに加入している。初期は将来のボン・ジョヴィのドラマーとなるティコ・トーレスやメッセージというバンドでリッチー・サンボラと共演していた。
アレック・ジョン・サッチは1983年にボン・ジョヴィに加入して、1994年まで在籍している。後任にはヒュー・マクドナルドが加入しており、現在までメンバーであり続けている。アレック・ジョン・サッチは『夜明けのランナウェイ』、『7800°ファーレンハイト』、『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』、『ニュージャージー』、『キープ・ザ・フェイス』という5枚のアルバムに参加している。
アレック・ジョン・サッチは2018年のロックの殿堂入りの式典で次のように述べている。「何年も前、ジョン・ボン・ジョヴィに呼び出されて、バンドに入らないかと誘われた時、彼がどれだけ真剣で、彼にヴィジョンがあること、そして彼が自分たちのもたらそうとしているものを知ることになったんだ。そのヴィジョンに加われるのが本当に嬉しかったよ」
「この連中は最高だよ。素晴らしい時間をたくさん一緒に過ごしたし、この人たちがいなかったら自分がここにいることはなかった。死ぬほど愛しているし、これからもそう思うだろうね」
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.