フェニックスは新曲“Alpha Zulu”の音源が公開されている。
“Alpha Zulu”はフェニックスにとって2年ぶりの新曲となっている。曲名と歌詞はトーマス・マーズが飛行機で乱気流に巻き込まれた時にパイロットが無線で繰り返していたフレーズから来ているとのことで、緊急事態とフレーズが頭から離れなかったことから新曲は生まれることになったという。
プレス・リリースによれば、フェニックスは2017年発表の『ティ・アモ』以来、5年ぶりとなる新作を仕上げる作業をスタジオで現在行っているという。“Alpha Zulu”は新作の前兆となるもので、「大胆な新たなサウンドの地平」を示唆するものとされている。
“Alpha Zulu”の音源はこちらから。
フェニックスは今夏に複数のフェスティバル出演が控えていて、地元パリではウィ・ラヴ・グリーン・フェスティバルに出演する。
フェニックスは2020年に独立したシングル“Identical”をリリースしている。この曲はソフィア・コッポラが監督した映画『オン・ザ・ロックス』のサウンドトラックに収録されている。
新作について当時、トーマス・マーズは次のように語っている。「一貫性はなくて、最初のアルバム『ユナイテッド』に少し似ている感じだね。ヘヴィ・メタルやカントリー・ミュージックなんかを掘り下げている曲があるんだ。フランケンシュタインと同じ傾向のあるアルバムだね」
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