Nick Fancher

Photo: Nick Fancher

ミューズは新曲“Will Of The People”がドラマチックなミュージック・ビデオと共に公開されている。

ミューズは8月26日にリリースされる新作『ウィル・オブ・ザ・ピープル』よりこれまでに2曲を公開していた。

「“Will Of The People”は架空のメタバースに存在する架空の惑星を舞台とした架空のストーリーなんだ。そこは、架空の通貨を発行している架空の銀行を運営する架空のデータ・センターが示す架空のアルゴリズムで動いている架空の独裁国家に統治されていて、架空の住民が架空の都市に居住している。そこには架空のアパートがあって、架空の人物がある日起きて『こんな世界はクソ喰らえだ』って思う、そんな曲なんだ」とマシュー・ベラミーはプレス・リリースで説明している。

“Will Of The People”のミュージック・ビデオはこちらから。

“Will Of The People”のミュージック・ビデオはアニメーター/プロデューサーのトム・テラーが監督している。

ミューズは10月に北米とヨーロッパで小規模な会場でツアーを行うことが決定しており、ロック・アム・リング、ワイト島フェスティバル、マッド・クール・フェスティバルに出演することも決定している。

「先月、ロンドンのアポロでチャリティ公演をやったけど、素晴らしい時間になって、同じような小さなシアター・タイプの会場で演奏したくなったんだ。アメリカやヨーロッパでは長い間やってこなかったからね。2023年には大規模なツアーに出るよ」とミューズは語っている。

先日、ミューズのマシュー・ベラミーはベスト・アルバムを出そうとしたレーベルへの反発として新作が書かれたところがあると語っている。

「ベスト盤を出すという話になって、自分たちとしてはそれに応じられなくてね」とマシュー・ベラミーは『ビッグ・イシュー』誌に語っている。「それで、新曲によるベスト盤を作ってやろうという感じになったんだ。このアルバムはメタルの曲が入っていたとしても、それは自分たちにとってこれまでで最高のメタル楽曲だし、ソフトなバラードのラヴ・ソングにしても、これまでで最高のバラードによるラヴ・ソングにするというね」

「ミューズの最高の部分を集めたモンタージュなんだよ。過去にやったタイプのジャンルを新しくやってみたんだ」

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