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アヴリル・ラヴィーンは新たなインタヴューで初期のキャリアを振り返り、当時はポップ・ミュージックの規範に逆らうことは難しかったと語っている。

『ガーディアン』紙に対してアヴリル・ラヴィーンはバブルガム・ポップが支配的だった2000年代初頭にグランジ風オルタナティヴ・ミュージシャンを目指したことについて語っている。

「高校を出て、私としてはただロックがやりたかった」とアヴリル・ラヴィーンは語っている。「大音量のギターに生のドラム……いいことも悪いことも、クレイジーで、狂気じみた感情について書きたいと思っていたの」

「自分のやりたいこと、やりたくないことはすごくはっきりと分かっていた。悩める人間としてバンドみたいなサウンドをやりたかった。バブルガム・ポップはまったくやりたくなかった。歌詞に気持ちを込めたかった。正直なところ、私はすごくピュアだったのよ」

アヴリル・ラヴィーンは当時、音楽業界で若い女性が声を上げるのは簡単ではなかったと語っている。「私の言うことなんて気にもかけてくれなかった。彼らには独自のスタイルがあって、わざわざ私に目を向けて、好きなようにやらせてくれることなどなかった」

アヴリル・ラヴィーンはグリーン・デイの影響を前面に出した通算7作目のアルバム『ラヴ・サックス』を今年2月にリリースしている。

先日、アヴリル・ラヴィーンはトロント公演でオリヴィア・ロドリゴと共演して“Complicated”を披露している。オリヴィア・ロドリゴは『サワー』のワールド・ツアーで“Complicated”を毎晩セットリストに盛り込んでいる。

アヴリル・ラヴィーンは2002年にリリースされたデビュー・アルバム『レット・ゴー』の20周年盤を今後リリースする予定となっている。

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