ザ・ビートルズのリンゴ・スターは「ザ・クリエイティヴ・マインド・オブ・ア・ビートルズ」と題したNFTのアートワーク・コレクションを公開することを発表している。
2点の絵画、1点のバンクシー風自画像、2点のハイブリッド作品から構成される5点のアート作品によるNFTはそれぞれ4つが売りに出されている。各作品にはリンゴ・スターのサイン入りフィジカル・プリント、このコレクションのために独自に作曲された曲をリンゴ・スターが演奏した音源が付属する。
「デジタルのアート・コミュニティに参加できることが楽しみだよ」とリンゴ・スターはコレクションを発表する動画で語っている。「ウェブ3を学んで取り入れるのを楽しみにしている。絵画やステンシル、デジタル、スピン・アートなど、長年にわたってアートに取り組んできた。このコミュニティに参加できることは光栄だよ」
NFT界隈に参加することにした理由についてリンゴ・スターは次のように述べている。「自分のアートを展示するプラットフォームを持ち、どのように共有され、評価されていくかをコントロールしていくことは重要なことだからね」
"I'm excited to share my first venture into Web3, "Ringo Starr NFT Collection | The Creative Mind of a Beatle." Each NFT is accompanied by a signed canvas print, granting access to join me on an exclusive virtual tour of the groundbreaking digital gallery experience, RingoLand. pic.twitter.com/fbjQFzjbeC
— The Beatles (@thebeatles) May 24, 2022
コレクションと共にメタヴァース・プラットフォーム「Spatial」を通してアートワークの仮想ギャラリーを体験できる「リンゴロード」も公開される。「ザ・クリエイティヴ・マインド・オブ・ア・ビートルズ」のNFTを購入した人には「リンゴロードでリンゴ・スターと会うことができる特別な招待状」も贈られる。
このギャラリーはNFTに関連したものだけではないとのことで、「メタヴァースでギャラリーを訪れる方法や今後のイベントについて御注目ください」と説明されている。
「ザ・クリエイティヴ・マインド・オブ・ア・ビートルズ」のオークションは6月13日にジュリアンズ・オークションを通して行われる。20点のBFTは1000ドルから入札を開始して、売上の一部はリンゴ・スターによる「ザ・ロータス・ファウンデーション」に寄付される。
昨年81歳の誕生日を迎えたリンゴ・スターが最後にリリースしたアルバムは2019年発表の『ホワッツ・マイ・ネーム』となっている。リンゴ・スターは2021年に2枚のEP『ズーム・イン』と『チェンジ・ザ・ワールド』をリリースしている。
ソロ活動のほか、リンゴ・スターはパール・ジャムのエディ・ヴェダーによるソロ・アルバム『アースリング』にも参加している。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.