エアロスミスはフロントマンのスティーヴン・タイラーがドラッグのリハビリ施設に入ったことでラスベガスでの連続公演をキャンセルしている。
「デュース・アー・ワイルド」と題したラスベガス公演はパークMGMのドルビー・ライヴで6月17日にスタートし、12月11日まで行われる予定だった。
しかし、エアロスミスはスティーヴン・タイラーが足の手術をきっかけに薬物の問題を再発したことで6月と7月の公演は行われないと発表している。
「多くの人が知るように、愛するブラザーのスティーヴンは長年にわたって薬物を止める努力をしてきました」とエアロスミスは述べている。「ステージへの準備で足の手術を行い、その過程で痛みを和らげる必要があったために、彼は再発し、健康の問題に集中するために自主的に治療プログラムを受けることになりました」
「本当に残念ですが、彼が健康の問題に集中している間、6月と7月に予定されていたラスベガスでの連続公演はキャンセルしなければならないことをお伝えします」
エアロスミスは9月から連続公演を再開させる予定で、更なる情報は「できるだけ早く」公開するとしている。
「多くのみなさんに御不便をおかけすることに心を痛めていますし、特に公演を体験するためにかなりの距離を移動してくれる義理堅いファンはなおさらです」とエアロスミスは続けている。「こうした時もスティーヴンを理解し、応援してくれることに感謝します」
今年2月、エアロスミスは新型コロナウイルスのパンデミックのためにUK&ヨーロッパ・ツアーを中止することを発表していた。「新型コロナウイルスを巡る状況を注視し続けてきましたが、渡航や物流に関する不確実性と新型コロナウイルスによる制限が続くこと、その他の問題によって、この地域で夏に公演を行うことが不可能であることが明らかになりました」
エアロスミスは2020年のグラストンベリー・フェスティバルに出演予定だったために、今年も出演すると見られていたが、最終的にラインナップからは外れている。
エアロスミスは長年のドラマーであるジョーイ・クレイマーが「一時的にバンドを離れる」ことも3月に発表している。
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