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ボブ・ディランの友人で、フォーク・シンガーソングライター、アーティストとして活動したボブ・ニューワースが亡くなった。享年82歳だった。

ボブ・ニューワースのパートナーであるポーラ・バットソンは米『ローリング・ストーン』誌にカリフォルニア州サンタ・モニカで亡くなったことを明かしている。

「5月18日の夜にサンタ・モニカでボブ・ニューワースの大きな心は尽き果てることになりました」と遺族は声明で発表している。「ボブは全身のあらゆる細胞がアーティストで、他の人もアートを作るようにはたらきかけていました。彼は画家、ソングライター、プロデューサー、レコーディング・アーティストで、その作品は愛され、尊敬されてきました」

「60年以上にわたってボブはウッドストックからパリまで、『ドント・ルック・バック』からモンタレー・ポップ・フェスティバル、ローリング・サンダー・レヴューからナッシュヴィルやハヴァナまで、カルチャーの重大な瞬間の震源地にいました。彼は寛大な扇動者であり、しばしば匿名で活動をしてきました。アートこそが重要なもので、クレジットは関係なかったのです」

「彼は多くの人にとってアーティストにして師であり、支援者でした。彼は愛した人物に惜しまれることになるでしょう」

ボブ・ニューワースは1960年代初頭のマサチューセッツのブルース/フォーク・シーンでミュージシャンや画家として活動し、ボブ・ディランの近い友人となっている。

ボブ・ニューワースはD・A・ペネベイカーが監督した『ドント・ルック・バック』、ボブ・ディランが監督した『イート・ザ・ドキュメント』、1978年公開の『レナルド&クララ』に出演し、1974年から1975年に行われたローリング・サンダー・レヴューのプロデュースを手掛けている。

ボブ・ニューワースはジャニス・ジョプリンの“Mercedes Benz”を詩人のマイケル・マクルーアと共作しており、クリス・クリストファーソンとも親交があった。ボブ・ニューワースがクリス・クリストファーソンの“Me and Bobby McGee”をジャニス・ジョプリンに紹介し、同曲はジャニス・ジョプリンの死後である1970年にヒットしている。

ボブ・ニューワースは一連のソロ・アルバムもリリースしており、1988年発表の『バック・トゥ・ザ・フロント』、1990年発表の『99モンキーズ』、1996年発表の『ルック・アップ』のほか、1994年発表の『ラスト・デイ・オン・アース』ではジョン・ケイルとコラボレーションしている。

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