ビッフィ・クライロが2015年の大晦日にエジンバラで行ったライヴで“On a Bang”という新曲を披露して新年を迎えている。このライヴはビッフィ・クライロにとって2015年唯一のライヴとなっている。
ビッフィ・クライロは、2013年発表の『オポジッツ』に続く新作の製作のため、ツアーから遠ざかっていた。しかし、今年11月にはバンドのインスタグラムにレコーディング・スタジオでの一連の写真が投稿されている。そのうちの1枚はフロントマンのサイモン・ニールがレコーディング・ブースにいるもので「誰か歌うのを手伝って!」というキャプションが添えられていた。また、これまでにミューズの『アブソルーション』や『ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ』、チャーチズやデス・キャブ・フォー・キューティー、フランク・ターナーを手がけてきたプロデューサーのリッチ・コスティも、サイモン・ニールがマイクと写った写真を公開している。
アルバムへの期待が高まるなか、12月にバンドは新作への影響について『DIY』誌に次のように語っている。
「このレコードの主な目的としては、デフヘヴンとティアーズ・フォー・フィアーズとデス・グリップスが合わさったようなサウンドを作りたかったんだ。それに近いものになってるかは分からないけど、やってみたいこととしてソングライティングでもサウンドの面でもこの3つのアーティストが試金石だったんだよね」
ビッフィ・クライロは今年、いくつかのヨーロッパのフェスに出演予定で、ドイツのロック・アム・リングやフィンランドのプロヴィンッシ、スウェーデンのブローヴァラに出演する。新曲“On a Bang”のファン撮影の映像はこちらから。
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