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モリッシーは現地時間5月10日に行った公演で新曲“I Am Veronica”を初披露しており、ザ・スミスやソロのレアな楽曲も演奏している。

フェニックスのオルフェウム・シアターで行われた公演でモリッシーは長く話題に上がってきた新作『ザ・ボンファイアーズ・オブ・ザ・ティーンエイジャーズ』の冒頭を飾る“I Am Veronica”を披露している。

「このバカげた時代に信じられないかもしれないが、ニュー・シングルをリリースしようとしているんだ」とモリッシーは観客に語っている。「気に入ってくれればと思うよ。そうじゃないなら、死ねばいいのに」

ある観客が「ヒットすればいいのに」と叫ぶと、モリッシーはすぐさま次のように応じている。「そんなことにはならないよ」

観客が撮影した映像はこちらから。

公演ではソロ曲“We Hate It When Our Friends Become Successful”も1992年以来となる形で披露されているほか、『ボナ・ドラッグ』収録の“Disappointed”を2014年以来で、『ビバ・ヘイト』収録の“Little Man, What Now?”を2004年以来で、“Having A Go Merchant”を2016年以来で演奏している。

ザ・スミスの楽曲では“I Know It’s Over”が2013年以来で、“Rubber Ring”が2004年以来で披露されており、公演を締めくくった“Sweet And Tender Hooligan”が演奏されたのは2013年以来となっている。

「私のヤギのような声を聴いてくれてありがとう」とモリッシーは最後の曲の前に語っている。「愛しているよ。君たちのほとんどを、君たちの一部をね」

昨年、BMGとの契約を終えて初となるアルバムである『ザ・ボンファイアーズ・オブ・ザ・ティーンエイジャーズ』は最も高い契約金を提示したレーベルからリリースされるという。

『ザ・ボンファイアーズ・オブ・ザ・ティーンエイジャーズ』はモリッシーのウェブサイトで発表され、ロサンゼルスで完成した本作には11曲が収録される。リリース日については発表されていない。

「人生でも最悪の1年は人生の最高傑作で締めくくられることになりました」とモリッシーは新作について語っている。

この日のセットリストは以下の通り。

‘We Hate It When Our Friends Become Successful’ (first performance since 1992)
‘Disappointed’ (first performance since 2014)
‘Knockabout World’
‘Once I Saw the River Clean’
‘Never Had No One Ever’
‘Alma Matters’
‘Little Man, What Now?’ (first performance since 2004)
‘Everyday Is Like Sunday’
‘I Am Veronica’ (live premiere)
‘Half a Person’
‘The Loop’
‘I Know It’s Over’ (first performance since 2013)
‘Suedehead’
‘Have-A-Go Merchant’ (first performance since 2016)
‘Irish Blood, English Heart’
‘Rubber Ring’ (first performance since 2004)
‘First of the Gang to Die’
‘Jack the Ripper’
Encore:
‘Sweet and Tender Hooligan’ (first performance since 2013)

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