ノエル・ギャラガーは来たるニュー・アルバムに小説『白鯨』について書いた新曲が収録されることを新たなインタヴューで明かしている。
ノエル・ギャラガーはハイ・フライング・バーズとしての最新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』を2017年にリリースしており、昨年ベスト盤をリリースしている。
今年の元旦には新曲“Trying To Find A World That’s Been And Gone: Part 1”のデモを公開しており、新作の作曲をクリスマス前に終わらせていたことを当時明かしていた。
今回、ノエル・ギャラガーは『ザ・サン』紙でさらに新作について語っており、ハーマン・メルヴィルが1851年に発表した小説『白鯨』を題材にした“There She Blows”という曲があると語っている。
「ホテルに本が1冊あったんだけど、それが『白鯨』だったんだ」と彼は語っている。
「それでマリファナを売っているメッドメンに行って、大量のマリファナを買い、航海に関するおかしなナンセンスをこの曲に書いたんだよ」
“There She Blows”は来たる新作に収録されるということだが、ノエル・ギャラガーはバンド・メンバーも一体何についての曲か分からなかったことを明かしている。
「最終的にアルバムに入ることになったんだけど、素晴らしいんだよね。でも、歌詞を聴いてみたら、自分のバンド・メンバーさえ『これはどういう内容の曲?』という感じだったよ。俺としては『知るか』という感じだったけどね」
「素晴らしい曲で、ザ・ビートルズみたいなサウンドなんだ。まあ、海を船で行く曲だよ」
先日、ノエル・ギャラガーは新作について「オーケストラ」的な感じになっていると語っている。
「“Dead To The World”という曲があるんだけど、これまで書いた曲でも最高のものの一つだね」と彼は説明している。「鳥肌が立つはずだよ。オーケストラの感じで、映画『真夜中のカーボーイ』みたいな感じなんだ」
彼は次のように続けている。「アルバム全体にヴァイブがあるんだ。10曲収録されるんだけど、そのうちの6曲にはストリングスが入っている」
「これは意識的な決断だったんだ。『フー・ビルト・ザ・ムーン?』ではエレクトロニックだったり、サイケデリックだったり、ビートだったりをやったからね」
6月にコーンウォールで開催されるエデン・プロジェクト、ブリストルのブリストル・サウンズなど、ノエル・ギャラガーは一連の屋外公演を行うことが発表されている。
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