レッド・ホット・チリ・ペッパーズはフー・ファイターズの代わりに出演したニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバルでテイラー・ホーキンスに追悼の意を表している。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは3月25日にテイラー・ホーキンスが亡くなったことを受けて、フー・ファイターズに代わって現地時間5月1日にフェスティバルに出演している。フー・ファイターズは2022年に予定されていたすべてのツアー日程をキャンセルしている。
ドラマーであるチャド・スミスのドラムヘッドにはテイラー・ホーキンスの腕に入っていたタトゥーと同じシルエットの鷹の姿が描かれ、その中には「TAYLOR」の文字がプリントされている。
ライヴの終盤、チャド・スミスはステージの前方でマイクを握って次のように語っている。「フー・ファイターズのことは大好きだし、ブラザーであるテイラー・ホーキンスのことも大好きなんだ。彼らの代わりに演奏できるのは自分たちにとって大きなことなんだ」
チャド・スミスは観客に「ウィ・ラヴ・ユー、テイラー」と一緒に声を出すことを促している。
チャド・スミスは事前にテイラー・ホーキンスにテイラー・ホーキンスに追悼の意を表する計画があることを米『ビルボード』誌に明かしていた。「彼の妻であるアリソンに来てもらって、追悼を表したいと思っているんだ」
「それが彼女の望んでいることだからね。彼女が望んでいるのは『音楽を、友人を、テイラーを祝福しよう』ということだけだった。それはテイラー・ホーキンスも望むことだと思うし、演奏することで、それが前向きな体験になること以外、彼も望んでいないと思う」
チャド・スミスは次のように続けている。「だから、それをやって、彼女にも参加してもらうつもりだよ。彼女と一緒にできることは光栄だね。全力で演奏するつもりだよ」
フー・ファイターズに代わって、ナイン・インチ・ネイルズも2つのアメリカのフェスティバルにヘッドライナーとして出演することが決定している。
ナイン・インチ・ネイルズは5月19日から22日にわたってフロリダ州デイトナ・ビーチのデイトナ国際スピードウェイで開催されるウェルカム・トゥ・ロックヴィルでジェーンズ・アディクションやスマッシング・パンプキンズと共にヘッドライナーを務めることが決定している。
ナイン・インチ・ネイルズは5月27日から29日にわたってハーヴァード・アスレチック・コンプレックスで開催されるボストン・コーリングでもザ・ストロークスとメタリカと共にヘッドライナーを務める。
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