Erika Kamano

Photo: Erika Kamano

ビーバドゥービーは3月にリリースされた“Talk”に続くニュー・シングル“See You Soon”の音源が公開されている。

“See You Soon”は7月15日にリリースされる新作『ベイアトピア』から公開された2曲目の楽曲となっている。

プレス・リリースでビーバドゥービーは“See You Soon”について次のように述べている。「“See You Soon”のアイディアはマッシュルームでトリップしているような気分にさせるというものだった。特にコーラスはそんな感じで、新鮮な空気を吸い込むようなサウンドにしたかった。ある種の悟りのようなね」

ビーバドゥービーがこの曲を書いたのは「家を離れがちで、いろいろ間違いを犯して、物事を理解するためにいろんなことをしていた」時期に書いたと説明している。「そうすることも重要だったと今では思う。セラピーのような体験で、身の回りのものすべてが有り難く思えるようになったから」

“See You Soon”の音源はこちらから。

「人から離れて、一人で考えていると、顔にパンチを喰らったようだった。自分がより強い人間になれるなら、いろんなことを理解できるなら、間違いを犯してもいい。自分の知っている事実を受け入れようと思った。時には一人でいることも大事なことだと思う」

2020年発表のデビュー・アルバム『フェイク・イット・フラワーズ』に続く新作は「7歳のビーバドゥービーが想像力によって作り上げ、以来抱え続けている、空想的だけれど、極めてパーソナルな世界」に根ざしているという。

「いろいろな雰囲気の曲がある」と彼女は新作のサウンドについて語っている。「他の曲と同じように聴こえる曲は一つもない。スターズというバンドが気に入っていて、ステレオラブもずっと好きだった」

「ギタリストのジェイコブとやっていたんだけど、ティーンエイジ・エンジニアリングのシンセサイザー、ドラム・マシーン、ミックスしたギターなんかをたくさん使っていて、楽しかった。説明の仕方が分からないけど、すごく2006年のサウンドになっている。新作のサウンドを言うなら、そういう感じだと思う」

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