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リンキン・パークのマイク・シノダはバンドの現状について報告し、「数週間ごと」にバンド・メンバーと話し合いをしていると語っている。

ワーナー・レコーデッド・ミュージックのコミュニティ・イノヴェーション・アドバイザーに就任したマイク・シノダは現地時間4月22日に行ったツイッチの生配信でリンキン・パークの今後について語っている。リンキン・パークは2017年にチェスター・ベニントンが亡くなって以降、活動を休止している。

「リンキン・パークで伝えられる唯一のニュースは、数週間ごとに話し合いをしているということだね。連中とは一部の連中とかと話をしているよ」とマイク・シノダは語っている。「ツアーもなければ、新曲も、アルバムも計画にはない。だから、これだけは言わせてほしいんだけど、今はそういうことはないということを覚えておいてほしい」

「今はこれだけは言っておきたいんだけどさ」と彼は続けている。「バンドが何かを言ったりしたりすると、すぐにみんな盛り上がってしまって、僕らは『いや、いや、いや、そんなに騒がないでくれ』となってしまうんだ。自分でがっかりさせてしまうことになるからね。そんなことはしないでくれ」

2019年、マイク・シノダはリンキン・パークが新しいフロントマンを迎えて活動を再開させるという報道を否定している。

別のシンガーを探すことはないのかと訊かれたマイク・シノダは音楽サイト「ロック・アンテナ」に次のように語っている。「今はそれが自分のゴールではないね。自然な形で起こらなければならないと思っているんだ。素晴らしい人で、個人的にもスタイルとしてもすごく合う人が見つかったら、誰かとなにかをやってみることがあるかもしれないね」

マイク・シノダはラインナップに変更があるとしても「チェスター・ベニントンの代役」ということにはならないとし、「チェスター・ベニントンの代役を立てるというふうには考えたくないんだ」と語っている。

マイク・シノダはインタヴュー後にこの発言について直後に次のように語っている。「噂について弁解してほしい。新しいシンガーを探しているわけではないんだ。自然発生的に起こったら受け入れるけどね。簡単なことだと思うけど、理解するのが難しい人もいると思う」

「未来を予告しているわけではないんだ。未来はなるようになるものだから」

リンキン・パークのチェスター・ベニントンがかつて10代の頃にフロントマンを務めていたバンドであるグレイ・デイズは“Saturation (Strange Love)”がミュージック・ビデオと共に公開されている。

“Saturation (Strange Love)”は6月17日にリリースされるグレイ・デイズの新たなアルバム『ザ・フェニックス』に収録される。

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