エディターズは作曲家/プロデューサーのブランク・マスを新メンバーに迎えて、新曲“Heart Attack”を公開している。
本名をベンジャミン・ジョン・パワーというブランク・マスはファック・ボタンズのメンバーであり、エディターズが2018年3月にリリースした通算6作目のアルバム『ヴァイオレンス』にも参加していた。
「バンドと5年間一緒にやってきて、エディターズへの加入というのは決断しなければならなかったというより、自然な進展だった」とベンジャミン・ジョン・パワーは述べている。「うまく行っていたのが分かっていたし、クリエイティヴな面で同じページにいたし、本当に近い友人だったからね」
「クリエイティヴな集合体に入るのはしばらく経験していなかったから、再びそういったものに参加するのは解放感と興奮が同程度にあるものだった」
エディターズは2019年以来となる新曲“Heart Attack”を公開しており、フロントマンのトム・スミスは次のように評している。「誰かに自分を見失うラヴ・ソング、執着してしまう病的なラヴ・ソングなんだ」
“Heart Attack”のミュージック・ビデオはヴィジュアル・アーティストのフェリックス・ジーンが監督を務めている。「普段、ミュージック・ビデオを作る時は曲に没入して、最も反響するヴィジュアルを探そうとするものです」
「最近はAIが生成した映像をビデオの中で使っています。比較的、新しいテクノロジーで、その進化は加速していますが、映像制作のプロセスを完全に変革する可能性はまだまだ見えてきていません。私は今のところ、AIとのコラボレーションはLSDをキメた、おかしな映像作家との作業のように感じています。あまりに多くの情報を得たコンピューターによるサイケデリックなジャーニーに連れて行くのは面白いことなんじゃないかと思っています」
エディターズは5月から8月にかけてUK&ヨーロッパ・ツアーを行うことが決定している。
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