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モーターヘッドのフロントマンであるレミー・キルミスターが癌のために亡くなった、享年70歳だった。

レミーの死は12月28日にDJのエディ・トランクによって発表され、その後近い友人でもあるオジー・オズボーンとシャロン・オズボーンも認めている。バンドによる声明もその後出されることになった。

バンドの声明は以下の通り。「こんなことは簡単にいうことができません。僕らの巨大で気高い友人であるレミー・キルミスターがあまりにも早く進行する癌のために本日亡くなりました。彼が病気を知ったのは12月26日のことで、自宅で、発売されたばかりの大好きなゲーム『ザ・レインボー』をやりながら亡くなりました。わたしたちの衝撃と悲しさを表現することができません。言葉がありません」

「近日、さらに発表をしたいと思います。とりあえず今は、モーターヘッドやホークウインドといったレミーの音楽を大音量でかけてください、そして、飲むなりして、愛すべき素晴らしい男の人生の物語を語り、祝福してあげてください」

バンドは、ここのところレミーの健康問題のためにいくつかのライヴをキャンセルするか、ライヴを早めに切り上げるなどしていた。

レミーの健康状態は近年悪化しており、胃の痛みと脱水症状のためにいくつかのフェスティバル出演を今夏取り下げている。レミーは肺感染とも今年診断されている。

残念だが、レミーが70歳で亡くなったことが確認された。真実で唯一無二のロック・アイコンよ、安らかに。

わたしの親愛なる友人であるレミーが亡くなったわ。38年の親交だった。すごく悲しいけれど、絶対に忘れないわ。

今日、親友の一人であるレミーが亡くなった。本当に悲しく惜しまれることになるだろう。彼は戦士であり、伝説だった。彼方で会うことにしょう。

今夏の『ガーディアン』紙のインタヴューで、「足がクソなために」時折杖を使って歩くことも明かしている。しかし、レミーは依然強気であり、「不滅」とした上で、「ステージの後ろから前まで数ヤードであれば、杖なしで歩けるんだ」と語っていた。

インタヴューのなかで、レミーは病気と闘うために、飲み物もジャック・ダニエルとコーラの組み合わせから、ウォッカとオレンジジュースの組み合わせに変えたことを説明している。「オレンジジュースのほうが好きなんだ」とレミーは『ガーディアン』に語っていた。「コカコーラなんかいらねえ」

2014年にモーターヘッドは病気を理由にヨーロッパ・ツアーをキャンセルしている。これらの公演は、2013年に同じ理由でキャンセルされた公演の振替公演だった。

2013年、レミーは血腫を患い、イタリアとオーストラリアの公演をキャンセルしており、不整脈と診断され、ペースメイカーをつけていた。

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