Tom Oxley

Photo: Tom Oxley

リアム・ギャラガーは新たなインタヴューで「ラヴソングのアルバム」を作るかもしれないと語っている。

リアム・ギャラガーは5月27日にソロ・サード・アルバム『カモン・ユー・ノウ』をリリースする予定となっている。アルバムからは2月にリード・シングル“Everything’s Electric”が公開されており、アルバム・タイトル曲である“C’mon You Know”も先日公開されている。

しかし、リアム・ギャラガーはサイモン&ガーファンクルの流れを受け継ぐ「落ち着いた」楽曲をまだ残してあるとのことで、ラヴソングによるアルバムになるかもしれないと語っている。

リアム・ギャラガーは『デイリー・スター』紙に次のように語っている。「パンデミックの間は誰もが、この世界がいかに美しく、それに対して自分たちが何をしてきたのか、そして、『これも終わりなのだろうか?』と考える時があったと思うんだ」

「誰しもがあんなおかしな事態を経験して、もしアルバムを作る機会があったら、みんな政府というものがナンセンスで、どれだけ嫌いかっていうロックなレコードを作るんだろうなと思ったんだけどさ」

「それを別のアングルから見てみれば、ラヴソングばかりのアルバムを、サイモン&ガーファンクルみたいな落ち着いた曲のアルバムを作るのかもしれないとも思ったんだよね」

リアム・ギャラガーは次のように続けている。「そういう曲もいくつかあったんだけどさ。結局はロックンロールの怒りに満ちた曲に立ち返ることになったんだ」

「愛に満ちた、落ち着いた曲に一度は行ったんだけど、その後、最終的に『カモン・ユー・ノウ』のような作品になったんだよ。まあ、アルバムの半分にはそうした落ち着いた雰囲気が残っていると思うけどね」

先日、リアム・ギャラガーはマンチェスターのホテルの屋上で“C’mon You Know”のミュージック・ビデオを撮影している様子が目撃されている。リアム・ギャラガーはこの曲について「夏のサウンド」と評している。

リアム・ギャラガーは今夏にネブワースで2公演を行うことが決定しており、その他にも大規模公演を行うことが決定している。

リアム・ギャラガーは『カモン・ユー・ノウ』と同日に配信ライヴ『ダウン・バイ・ザ・リバー・テムズ』のライヴ・アルバムをリリースすることも決定している。リアム・ギャラガーは新型コロナウイルスの規制によってフルスケールのライヴができなかった2020年12月にロンドンのテムズ川を下りながら特別なライヴを行っていた。

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