レディオヘッドのトム・ヨークはザ・スマイルのデビュー・アルバムについて最新情報を明かして、「ほぼ完成した」と語っている。
レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、サンズ・オブ・ケメットのドラマーであるトム・スキナーによるザ・スマイルは昨年結成され、デビュー・アルバムについて散発的に予告してきた。
ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』に提供された最新シングル“Pana-vision”は今月リリースされており、ザ・スマイルとしてリリースした4曲目の楽曲となっている。グラストンベリー・フェスティバルの「ライヴ・アット・ワージー・ファーム」で初のライヴを行ったザ・スマイルはこれまでに“You Will Never Work In Television Again”、“The Smoke”、“Skrting On The Surface”をリリースしている。
ジョニー・グリーンウッドと共にポッドキャスト『スマートレス』に出演したトム・ヨークはアルバムがほぼ完成していることを認めている。
アルバムの作曲過程についてトム・ヨークは次のように語っている。「ジョニーにはいろんなアイディアがあってね。しばらく会っていなかったから『待って、待って』という前にそれが溢れ出すことになったんだよ。自分としては前にやっていたこともあったりして、『これで何をしてみようかな』となってね。それがよかったんだよね」
トム・ヨークは次のように続けている。「歌詞の違う書き方に挑戦してみるのが好きなんだ。音楽をまとめ上げる違う方法を探すのが好きなんだよ。ジョニーと同じで、新しい楽器を学ぶのも大好きだしね」
「まともに頭が働く限りはそれが自分を目覚めさせるもので、多分これからもそうなんだろうね。他のものは特にない。『今はこの分野に進まなければならない』とかはもうないんだ。審美的なアジェンダのようなものはない。自分の聴いているものに影響されているね。常に新しい音楽は購入するようにしているよ」
先日、トム・ヨークはスイスのツェルマットで行われた公演でアコースティック・セットを披露しており、“Bodysnatchers”、“Daydreaming”、“Decks Dark”、“Exit Music (For A Film)”といったレディオヘッドの曲もソロで初めて披露している。
ザ・スマイルは先日ロンドンのグリニッジにあるマガジンで3公演を行っている。公演のレヴューはこちらから。
https://nme-jp.com/reviews/111985/
ザ・スマイルは5月から7月にかけてヨーロッパ・ツアーを行うことも決定している。
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