Tom Preston

Photo: Tom Preston

リンキン・パークのチェスター・ベニントンがかつて10代の頃にフロントマンを務めていたバンドであるグレイ・デイズは“Saturation (Strange Love)”がミュージック・ビデオと共に公開されている。

“Saturation (Strange Love)”は6月17日にリリースされるグレイ・デイズの新たなアルバム『ザ・フェニックス』に収録される。

『ザ・フェニックス』にはジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロ、フィルターのリチャード・パトリック、そしてチェスターの娘であるリリー&ライラ・ベニントンが参加しており、前作『アメンズ』を手掛けたプロデューサーのエスジェイ・ジョーンズと再びタッグを組んで、ロサンゼルスのサンセット・サウンド・スタジオでレコーディングされている。

“Saturation (Strange Love)”のミュージック・ビデオはこちらから。

“Saturation (Strange Love)”についてメンバーのショーン・ダウデルは次のように語っている。「この曲はチェスターの核心に迫るものだから、多くの人を驚かせることになるだろうね。彼の魅力のひとつは、キーに合わせた独特の叫び声だ……この曲は、その叫び声のすべてを思い出させてくれる。彼の怒りと生の感情を感じることができるんだ」

彼は次のように続けている。「新しいアルバムの『ザ・フェニックス』は、友人とチェスターの才能、そして音楽を祝福するものなんだ。チェスターの怒りとエネルギーが表現され、人々はそれに魅了された。今回はよりアグレッシヴになっている。チェスターのスクリームが好きな人なら、このレコードを気に入るはずだ」

「ファースト・シングルでオープニングの“Saturation (Strange Love)”が証明しているように、これは魂の再生なんだ。チェスターのスクリームはハードなディストーションの上で情熱とパワーをもって鳴り響いている。チェスターのルーツと核心に迫る楽曲だ。初期のチェスターの怒りが伝わってくる。リリックは比喩的で、他人の命よりも名声やお金を重視するナルシストなリーダーの話を書いているんだ。このアルバムにはアリス・イン・チェインズ、パール・ジャム、ジェーンズ・アディクション、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、グランジなど、俺達が影響を受けたすべての要素が含まれてチェスターのエネルギーと混ざり合っている」

リリースの詳細は以下の通り。

Grey Daze (グレイ・デイズ) // The Phoenix (ザ・フェニックス)
レーベル : Loma Vista Recordings
発売日: 2022年6月17日(金) (世界同時発売)
国内盤SHM-CD品番 : UICB-10008
定価: 3,300円(税抜価格 3,000円)
日本盤はSHM-CD仕様、ボーナストラック1曲、歌詞対訳、解説付
1. Saturation (Strange Love) (サチュレイション (ストレンジ・ラヴ))
2. Starting to Fly (スターティング・トゥ・フライ)
3. Be Your Man (ビー・ユア・マン)
4. Holding You (featuring Dave Navarro) (ホールディング・ユー feat.デイヴ・ナヴァロ)
5. Hole (ホール)
6. Drag (ドラッグ)
7. Believe Me (featuring Richard Patrick) (ビリーヴ・ミー feat. リチャード・パトリック)
8. Anything, Anything (エニシング、エニシング)
9. Spin (スピン)
10. Wake Me (ウェイク・ミー)
11. B12_demo.1997.aiff (日本盤ボーナストラック)

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