ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンは幼少期の家が「泊まれるミュージアム」としてファンによって公開されることが決定している。
ケン・ランバートという人物は昨年11月にリヴァプール郊外のスピークにあるアプトン・グリーン25番地の建物を17万1000ポンドで購入している。説明文によれば、3つの寝室があるこの家でジョージ・ハリスンは1950年から1962年まで暮らしていた。
この家は当時ザ・クオリーメンだったザ・ビートルズの練習場としても使われていた。
今回、この建物は「一晩を過ごす泊まれるミュージアム」に生まれ変わるとのことで、新しい家主はツアー・グループが30分立ち寄ってお茶を飲んだりする毎週の観光ツアーが行われることも発表している。
「私は裕福な人間ではありません。物件を買い漁っているわけでもありません。私はザ・ビートルズのファンなんです。なかでもジョージ・ハリスンの大ファンでした」とケン・ランバートは『ニューヨーク・ポスト』紙に語っている。
「ジョージ・ハリスンの家が多くのザ・ビートルズ・ファンに見向きもされないのにジョン・レノンの家には列ができているというのは残念なことだと思いました。ジョージ・ハリスンは一番好きなメンバーです。彼の偉大さに敬意を表したいのです」
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エアBnBの説明文によれば、ゲストは「彼がラジオで初めて自分たちのバンドを聴いたベッドルームで過ごすことができ、ジョージやポール、ジョンがリハーサルしていたのと同じ部屋でギターを爪弾く」ことができるとされており、バスタブは「ジョージがこの家に住んでいた頃と同じ蛇口」が備えられているという。
この物件は5人が宿泊可能で、最低2泊の宿泊で一晩の宿泊料は200ポンドとなっている。
先日、ポール・マッカートニーは作曲したり、演奏したり、インスピレーションを得たりするために未契約アーティストに幼少期の家を開放することが決定している。
ポール・マッカートニーの弟であるマイク・マッカートニーによる「フォースリン・セッションズ」と題したこの活動はマイク・マッカートニーや地元のパートナーによって選ばれたアーティストがポール・マッカートニーとジョン・レノンが名高い作曲のパートナーシップを育んだ、まさにその場所で曲を書くことができるものとなっている。
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