ジョン・レノンの息子であるジュリアン・レノンはウクライナへの支援を募るために初めて“Imagine”を演奏している。
ジュリアン・レノンは“Imagine”のアコースティック・バージョンをキャンドルで囲まれた部屋で演奏しており、YouTubeで公開された映像には次のようなキャプションが付けられている。「今日、初めて父の曲である“Imagine”を公の場で演奏しました」
「この曲には私たちの誰もが望むトンネルの先の光が反映されています」
このカヴァーは「スタンド・アップ・フォー・ウクライナ」の一環で披露されたもので、ポーランドのワルシャワから放送された。
その模様はこちらから。
「私はこれまで“Imagine”を歌うことを考えるのは世界の終わりの時だけだと言ってきました」とジュリアン・レノンは説明している。
しかし、「ウクライナでの戦争は想像もできない悲劇でした。人間として、アーティストとして私にできる最大限の方法で応じなければと思ったのです」
“Imagine”という曲についてジュリアン・レノンは次のように続けている。「この曲で私たちは愛と一体感が私たちの現実となる空間へと運ばれます。たとえしばらくの間であったとしても、この曲には私たちの誰もが望むトンネルの先の光が反映されています」
昨年、ジュリアン・レノンはドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』について「人生を変える」体験だったとして「もう一度父親のことが好きになった」と述べている。
昨年11月に公開されたピーター・ジャクソンが監督した全3編のドキュメンタリーはアルバム『レット・イット・ビー』の制作を追ったもので、ロンドンのサヴィル・ロウで行ったルーフトップ・コンサートの全編が収められている。
それにあたってステラ・マッカートニーがロサンゼルスで開催した上映イベントにジョン・レノンの息子であるジュリアン・レノンとショーン・レノンは出席している。
「なんてすごい夜だったんだろう」とジュリアン・レノンはインスタグラムでイベントについて振り返っている。「『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』を初めて観て、ステラのイベントに出席したよ。僕に言える本当のことの一つはこれまで以上に僕の家族が誇りに思えるし、刺激を受けたし、愛を感じたということだね。あの作品を観て、表現しようのないくらいもう一度父親のことが好きになったんだ」
ジュリアン・レノンは来たる通算7作目のアルバム『ジュード』より2曲のシングルが公開されている。
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