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プリンスは教師の給与改善を訴える11歳の時の映像が公開されている。

1970年に撮影されたこの貴重な映像は同年に起きた教師によるストライキを詳しく調べていたミネアポリスのテレビ局「WCCO」のプロダクション・マネージャーであるマット・リディによって発見されている。

『ステレオガム』によれば、マット・リディは映像に出会って「すぐにニュースルームに行って、人に映像を見せて、『誰かは言わないけど、これって誰だと思う?』と話しかけた」という。

WCCOは映像と音声を修復する専門家に渡し、地元の歴史家やプリンスの幼なじみを探し出して、映像の少年がプリンスであることを確認している。

映像は若きプリンスが1970年に起きたミネアポリスの教師によるストライキについてインタヴューを受けるものとなっている。「よりよい教育が受けられ、働きに対するよりよい収入が支払われるべきです。彼らは私たちのために追加の時間も働いてくれています」

プリンスは1985年発表のライヴ映像作品『プリンス&ザ・レヴォリューション:ライヴ』が6月3日に再発されることが決定している。

本作は1985年3月30日にニューヨーク州シラキュースのキャリア・ドームで行われた『パープル・レイン』ツアーの公演を収録したもので、当時は衛星放送で放送されている。

再発にあたってプリンスのペイズリー・パークの倉庫で発見されたマスター・テープをプリンスの後期レコーディング・エンジニアのクリス・ジェイムスがリミックスしている。

プリンスはその人生と音楽を巡る3Dで再現した体感型の展覧会がシカゴで開催されることが決定している。

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