ザ・ウォンテッドのトム・パーカーが亡くなった。享年33歳だった。
トム・パーカーの妻であるケルシー・ハードウィックは自身のインスタグラムで訃報を発表している。
投稿には次のように書かれている。「重い心境と共にトムが家族全員を傍らに穏やかに亡くなったことをお伝えします」
「私たちは胸を痛めています。トムは世界の中心で、人に伝播する彼の笑顔とエネルギー溢れる存在感なしの生活は想像できません」
「注いでいただいた愛と応援には本当に感謝していますし、彼の美しい子どもたちにトムの光が輝き続けさせられるようみんなで結束していければと思います」
「彼の治療において支えてくださった全員に感謝します。彼は最後の最後まで闘っていました」
2020年、トム・パーカーは末期の脳腫瘍と診断され、彼とパートナーは「ものすごく打ちひしがれている」が、「ずっと闘っていく」と述べていた。
昨年、トム・パーカーは病状についてMRIのスキャンで安定していることを受けて「すごく前向きに感じている」と述べていた。
昨年10月にチャンネル4ではザ・ウォンテッドとトム・パーカーの闘病を追ったドキュメンタリー『トム・パーカー:インサイド・マイ・ヘッド』が放送されており、トム・パーカーは番組『ディス・モーニング』で自身の容態について語っている。
30ラウンドの化学療法と30回の放射線療法のセッションを行ったというトム・パーカーは次のように語っている。「ものすごく全力でやってきたんだ。化学療法も本当にすごくつらいんだけど、放射線療法が最も大変だったんだ」
「より自信を持てるようになったし、感情もコントロールできるようになった」と彼は続けている。「5ヶ月前にやった時は、正直泣きじゃくっていたからね。今はすごく前向きに感じているよ」
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