セックス・ピストルズは伝記映像作品『ピストル』が5月に公開されることが正式に発表している。
クレイグ・ピアースが脚本を手掛け、ダニー・ボイルが監督を務めた『ピストル』はディズニープラスで5月31日に配信される。
スティーヴ・ジョーンズによる2018年刊行の回顧録『ロンリー・ボーイ:テイルズ・フロム・ア・セックス・ピストル』を原作とした本作はトビー・ウォレスがスティーヴ・ジョーンズを、ジェイコブ・スレイターがポール・クックを、アンソン・ブーンがジョン・ライドンを、クリスチャン・リースがグレン・マトロックを演じる。
他にもルイ・パートリッジがシド・ヴィシャスを演じ、シドニー・チャンドラーがクリッシー・ハインドを、タルラ・ライリーがヴィヴィアン・ウエストウッドを、メイジー・ウィリアムズがパンク・アイコンのジョーダンを、エマ・アップルトンがナンシー・スパンゲンを、トーマス・ブロディ=サングスターがマルコム・マクラーレンを演じる。
本作の概要には以下のように記されている。「この革命の中心で激しく猛威を奮ったのはセックス・ピストルズであり、このドラマの中心にいるのは結成メンバーのギタリストであるスティーヴ・ジョーンズです」
「スティーヴ・ジョーンズによる笑いに満ち、感動的で、時に心を痛めた旅路は音楽の歴史においても最も壮大で混乱と粘液に満ちた3年間を様々な角度から語ってくれるものとなっています」
「これは『未来のない』そばかす顔の騒がしい労働者階級のキッズによるバンドの物語です。退屈で腐敗した体制を根底から揺さぶり、政府を崩壊させる脅威を与え、音楽とカルチャーを永遠に変えたのです」
ダニー・ボイルはセックス・ピストルズのブレイクについて「イギリス社会とカルチャーを永遠に変えることになった瞬間」と述べている。
「それはブリティッシュ・ストリート・カルチャーにとっての爆発点だったんだ。よくいる若者がステージに立つことになり、自身の怒りやファッションを爆発させたんだ。みんなが観て、聴かなければならなかったんだ。誰しもが彼らを恐れ、その動向を気にしていた。それがザ・セックス・ピストルズなんだ」
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