エアロスミスは長年のドラマーであるジョーイ・クレイマーが「一時的にバンドを離れる」ことを発表している。
エアロスミスは先日、6月より「デュース・アー・ワイルド」と題したラスベガスでの連続公演を24公演行うことを発表している。
しかし、「この不安定な時代に家族のことに注力するために」一時的にジョーイ・クレイマーがバンドを離れることを発表している。
「後悔がありつつも、この不安定な時代に家族のことに注力するために2022年のバンドのコンサートに参加しないことを決めました」とエアロスミスは『USAトゥデイ』紙に声明を発表している。「彼とバンドはエアロスミスとして将来的にパフォーマンスを行うことを楽しみにしています」
エアロスミスはこれが「一時的にバンドを離れる」ことだとして、その間はドラム・テクニシャンのジャック・ダグラスがドラマーを務める。
ジョーイ・クレイマーがバンドを離れるのは初めてではなく、2019年4月にも肩の怪我のためにバンドを離脱している。彼はグラミー賞授賞式の週に開催されたミュージケアーズのコンサートで復帰しようとしたが、バンドから断られている。
「ジョーイ・クレイマーは私たちのブラザーであり、彼の健康は私たちにとって最も重要なことです」とエアロスミスは当時述べている。「しかし、彼は過去6ヶ月、自身も認めているように感情面でも肉体面でもバンドとパフォーマンスをすることができませんでした。彼のことを惜しみ、何度も再び加わるように促しましたが、彼は準備ができていないようでした」
ジョーイ・クレイマーはグラミー賞のためのリハーサル会場に守衛が入れなかったことを受けてバンドに訴訟を起こしている。
「TMZ」はエアロスミスのリハーサルを訪れたジョーイ・クレイマーの参加を警備員が拒否しているところを収めた映像を入手している。映像には警備員がリハーサルを訪れたジョーイ・クレマーに対して、他のメンバーから彼を入室させないように言われていると告げているところが収められている。
しかし、マサチューセッツ州最高裁判所の判事であるマーク・ギルディアはジョーイ・クレイマーの訴えを棄却していた。
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