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フー・ファイターズのドラマーであるテイラー・ホーキンスがバンドの声明によれば亡くなったという。享年50歳だった。

フー・ファイターズはソーシャル・メディアで訃報を発表している。死因については明らかにされていない。

「フー・ファイターズのファミリーはテイラー・ホーキンスの早すぎる悲劇的な死に打ちひしがれています」

「彼の音楽に対する精神性と人を魅了する笑いは私たちと共に永遠に生き続けていくことでしょう。奥様、子どもたち、家族にお悔やみを申し上げると共に、想像もつかない大変な時であり、プライバシーについては最大限御配慮いただければと思います」

1972年2月17日にテキサス州ダラスで生まれたテイラー・ホーキンスはシルヴィアという実験的バンドで活動した後、アラニス・モリセットの『ジャグド・リトル・ピル』&『キャント・ノット』ツアーに参加している。テイラー・ホーキンス&ザ・コートテイル・ライダーズとしても活動して、2014年にはサイド・プロジェクトのザ・バーズ・オブ・サタンを結成している。

テイラー・ホーキンスはウィリアム・ゴールドスミスに代わって1997年にフー・ファイターズに加入している。

2020年のインタヴューでテイラー・ホーキンスはデイヴ・グロールと初めて会った時のことを振り返っている。

「アラニスとツアーをやっている時にロサンゼルスのラジオ番組で演奏したんだけどさ」と彼は語っている。

「そこで初めてデイヴ・グロールに会ったんだ。ヨーロッパのフェスティバルでも共演して、すぐに意気投合して友人になったんだ。でも、彼らのドラマーがいなくなるなんて思ってなかったから、彼らは彼らで、そういうものだと思っていたんだ」

「フー・ファイターズは大好きだったから、デイヴが『お前がバンドにいればいいのに』と言った時は『ああ、そうなればいいのに』と思ったよ」

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