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SUM 41は『ヘヴン・アンド・ヘル』というダブル・アルバムをレコーディングしており、初期のポップ・パンクに影響されていると語っている。

デリック・ウェブリーは新たなインタヴューで通算8作目となるアルバムが完成したことを明かしている。ただし、リリース日はまだ決まっていないという。

米『ローリング・ストーン』誌にデリック・ウェブリーはデビュー・アルバム『オール・キラー、ノー・フィルター』の20周年盤のために残っている曲がないかどうか、レーベルから訊かれたことで、偶発的に新作が作られることになったと語っている。

曲は残っていなかったが、デリック・ウェブリーは当時のスタイルで曲を書くことを提案したという。「4〜5曲、書いてみたら『どれも好きだな。他の人に渡したくない』と思ったんだ」

ダブル・アルバムの半分『ヘヴン』についてデリック・ウェブリーは次のように説明している。「パンデミックのおかげで不思議なノスタルジーが襲ってきたんだ。多くの人が過去にいい気分になったものに思いを馳せるようになったよね。ポップ・パンクが戻ってきたのはそういうことだと思う。気分のいい音楽で、ハッピーになるものがあるからね。若くて純粋で自由なものがあるんだ」

一方、『ヘル』はヘヴィで、ヘヴィ・メタルの影響を受けているという。「メタルの音源は過去に自分を傷つけた人たち、自分から何かを盗んでいった人たちへの怒りから来ているんだ。人生で起きたストレスや問題に対処できるのは多分それを書いて、吐き出すことができるからだよね」

昨年、デリック・ウェブリーはデビュー・アルバム『オール・キラー、ノー・フィルター』をそれほどよい作品だと思っていなかったと語っている。

「正直に言うと、そんなにいいと思ってなかったんだ。みんなが素晴らしいアルバムだとか、大切な作品だと言ってくれても理解できなかったんだよね。嘘じゃないかと思ったんだ。『最近、あのアルバムを聴いた? 今もいいか分からないんだけど』と思っていたんだよね」

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