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スポティファイは昨年アーティストに対して70億ドル(8400億円)を支払ったことが明らかになっている。

この金額は支払いに関する「透明性を高める」ためのサイト「ラウド・アンド・クリアー」でこうhy塔されている。

スポティファイによれば、56200人のミュージシャンに10000ドル以上が払われ、そのうちの130人には500万ドル以上が支払われている。

しかし、この数字はアーティストがレーベルや出版社が取り分として受け取る最終的な金額は含まれていないため、アーティストが受け取る金額はもっと低くなる。ソングライターやセッション・ミュージシャンが受け取る金額はさらに少なくなる。

スポティファイによるアーティストへの支払いの少なさはこれまでも批判を受けており、デヴィッド・バーンやプロデューサーのトニー・ヴィスコンティ、デヴィッド・クロスビーもスポティファイを批判している。

トニー・ヴィスコンティはスポティファイによるアーティストへの支払いの少なさについて「うんざり」だと評している。「スポティファイが支払っている金額についてはうんざりだね。1200万回再生されても、2人分のランチを買うのがやっとなんだ。バカげているよね。なんでそんなことが許されているのか、分からないよ。スポティファイは音楽という文化を支えることはまったくやっていないんだ」

2013年にデヴィッド・バーンはアーティストに支払われる金額を「はした金」と評しており、デヴィッド・クロスビーは次のように述べている。「ストリーミング・サービスはどれも好きじゃないね。適切な金額を支払っていないからね。比率が間違っているんだよ。あいつらは大金を稼ぎながら、少額しか支払わないんだ」

スポティファイは世界的に有名なFCバルセロナと画期的なスポンサー契約を結んだことが明らかになっている。

先月、スポティファイとFCバルセロナは2億3700万ポンド(約365億円)の契約に近づいていることが明らかになっていた。昨年9月、FCバルセロナは10億ポンド(約1540億円)以上の負債があることを発表していた。

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